第77話

古井戸ゾーンを抜けた私達は次のゾーンに向う。次のゾーンが体感ゾーンと言われる狭い通路を真っ暗闇で歩くゾーンだ。そこの仕掛けは通路にコンニャクを仕掛けて居て頬や手に当たると言うゾーンで此処にはさすがの私も怖かったなぁ。

優太「ひぃ~!!」

楓「ひぃ~!!」

私達は悲鳴をあげ過ぎて喉が痛くなった。(笑)


何分たったかなぁ?歩みがどんどん遅くなって行く。私達は悲鳴をあげながらこの難関ゾーンをクリアしたっけ。そしてラストのゾーンに差し掛かった。ラストのゾーンはお化け屋敷にはつきもののゾンビゾーンで此処は優太も私の肩を抱き一目散にゴールに駆けて行った。


優太「ゴ〜〜〜ル〜〜」

楓「やったね~!優太」


私達の時間は10分5秒でドンケツだった。


相本「優太の負だな!!」

優太「しょうがない負けで良いよ!!」

輝「どーでも良いけど!!いつまで手を繋いでるんだ!!」


私達は顔を紅く染めながら手を離して行った。




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