第70話

『ストラックアウト』はまず、輝君からやり始百合め、相本君、優太の順番で投げる事に決まった。私達女子はそれぞれの彼氏にボールを渡す係だ。


輝「百合ちゃん、よろしく」

百合「うん!」

こうしてパフェ争奪バトルの火ぶたは切られた。

係員「よーーーい、スタート…ピーーイ」

輝「ええ〜い!…………ポッン!!」

︙「や〜っ!!…………ボッサ!!」

︙「ドワリャーッ………カキン!!」

係員「終了で〜す!!抜いた枚数、5枚です。」


輝君はうなだれた様に

輝「5枚かぁ!!勝てないかも」

と残念がっていた。


続いては相本君の番だ。

相本「愛ちゃん頼んだよ!!」

愛「任せて」

係員「よーーーい、スタート…ピーーイ」

相本「ウォ〜リャ!…………ポッン!!」

︙ 「ええい〜ぃ…………ポッン!!」

︙ 「ドリーーャ…………ポッン!!」

係員「終了で〜す。抜いた枚数は4枚でした。」


相本「う〜ん、負けた〜ぁ(T_T)」

輝「よ〜し、後は優太だけだなぁ~」

と輝君は喜び、相本君はしょぼくれていた。そして遂に大本命の優太の出番が来たのである。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る