24カウンセラー

 今日、11月20日。結婚相談所のカウンセラーと電話で会話した。面倒を見てくれる方の担当者だ。私は地元の車で40分ほどにある相談所に赴いて、入会の手続きをした。入会した場所のカウンセラーが当初は担当だった。


 担当者は2人。放置型のアプリ担当と面倒見てくれる方の担当で、そのうちの面倒見てくれる方のカウンセラーが急に異動となった。そのため、新たに私の担当になったのはなんと、東京の営業所の人だった。


(人員削減しているのか!)


 そう思っても仕方ないだろう。私の身元がばれるのでどこに住んでいるのかは言えないが、東京近辺に住んでいないことは明記しておく。そのため、カウンセラーと直接会うということはない。何かあれば電話で相談ということになった。


 とはいえ、それはそれで有難かったかもしれない。何かあるたびに40分かけて相談所に向かうのは、たとえそこまで遠くないとはいえ、面倒くさい。直接会えず、顔も見えない相手に相談するのは少し気が引けたが、相手は話しやすい女性で気軽に相談できた。


 最初に私と話をした女性(放置型アプリの担当)は、私と相性が合わないなと思っている。強引に入会を勧めてくれたのは結果的に、私に婚活する気にさせてくれたのでよかったのだが、その後の対応が私にとって微妙だった。


 カウンセラーと自分の相性がどうとか話してはいるが、結局のところ、婚活を最終的に進めて結婚まで行くのは自分自身なので、あまり関係のないことかもしれない。それはまあ、相性が合うに越したことはないが、今の私の婚活スタイルはアプリで好みの相手を探してお見合いボタンを押して、実際に会ってみてよかったら交際を続ける。交際を続けて結婚しても良いかなと思い始めたら真剣交際を申し込む。それに対して相手が了承したら真剣交際に進む。


 そして、そのまま結婚の意思を固めて退会。


 お金を出せば、カウンセラーがお見合い手を選定してくれる。月額払ってさらにお金を払う余裕がある人は、の話だ。選定してもらうのなら、相性が良い方がいいかもしれない。



 地元のカウンセラーは相性が合わないし、東京のカウンセラーも顔もわからないので、いまいち信用できるかわからない。気軽に話せるとは言え、東京の人なので私の地元のことがわからない。電話で話していても、どうしても地元のことで齟齬が生じる。


 結婚相談所も結局、商売なので頼りすぎるのもよくないことを学んだ。



 カウンセラーには、最近の状況を話した。仕事を12月で辞めること、その後のことは考え中であることなど当たり障りのないことを話して終わった。何かあれば相談してとのことだが、きっとお見合いが進まない限り相談することはないだろう。

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