81.ジャンル不問のメリット・デメリット


 どうも、企画ゴリラです。

 適当な挨拶は抜きでざつだ……いや、真面目な回。


 最近の企画に『ジャンル不問』と募集が多いので、一度自分の反省も含めて記載する次第。



 ◇



 まず企画を立てるうえで大切なのは『どんな人に集まって欲しいか?』。


 同じ要素の作品を書いている人なのか、同じジャンルなのか、はたまた読者なのか……


 ただ『読んで欲しい!』とはいえ、参加する人立ち寄る人も『そこはどんな作品の企画なのか?』わからないと入りにくい状況になってしまう。


 そこを不問にするってことは、「なんでもある」であり、「絞っていない」ことになります。


 色んな人と繋がりたい、色んな作品を読みたいのであれば間違いではありませんが、単純に参加者に入りやすい状況を作ってもメリットを生み出せるとは思えない。


 上記を踏まえると『ジャンル不問』というのは諸刃の剣でしょう。



・メリット

①参加ハードルが低い。

②多くのユーザーが出入りする可能性がある。

③ ①と②から、企画概要などに自作品URLを開くとアクセスされる可能性は上げられる。



・デメリット

①制限がないので参加数が膨大になる。

②出入りが多いだけで導線につながりにくい

③特に条件がなければ作品URLを貼っていても読まれる確率は下がる


 デメリットの②、③を防ぐために『読み合い』とするのはたまに見られますね。

 

 読んでくれたら読む的な。


 一見多くのユーザーが参加しているように見えますが、言ってしまえば『カクヨム』という場所の『自主企画』のコーナーでにある、フリーの本棚に作品を突っ込んでるのと変わりありません。



 そういった企画で動きがあって、数字が明確に動くのであれば問題はありません。しかしただ置くだけで結果が残るということも少ないでしょう(あくまで体感です)。



 実際「読まれたら読む」企画もお互い全て読むわけではないですしね。ストイックに書いてチャレンジしている人同士の読み合いなら、得るものもあると思いますが。



 ジャンルを制限しないこと自体は問題ありませんが、ジャンル以外で何かを限定するべきだとは思います。


 例えば、


①作者の年齢(学生、社会人)

②作品の要素(主人公、舞台、年代、連載中or完結済み、長編中編短編)


 

 まぁ①に関しては特定に繋がるのでお勧めしませんが、せめて②はやった方がいいかなと。


 あと読みますと宣言するならどこまで読むか明文化したほうがベター。全部読まれると思ってた! とかトラブルを防ぐためにもね。たとえば、〇〇話までとか。


 私の場合、読み合いはしないのでどこまで読むか記載しませんし、コメントを残されても読み返しはしません。前に一切読まずに終わった企画もあります。

 その時の基準で星評価をつけたりギフトも送りますがもらったら嬉しいなで終わればいいのです。


 

 ……なんだか脱線したので話を戻すと、



 ジャンルを不問にして「なんでもどうぞ」にすることは参加のしやすさ以外にメリットはあまりないということです。


 もちろん、「企画してみたい」「参加してみたい」で最初に行うなら良いと思いますけどね。

 ただ自分の作品を宣伝するなら「これが私の自主企画でござい」とやってくれる方が見やすいです。


 女性主人公、今なら夏の物語、現代ダンジョン、異世界転生(転移)、連載始めたてetc……


 作品URLを貼ること自体は完全に×ダメと言われてはいないので構いませんが、せめて宣伝するなら何か関連した企画の方が『企画を立てた根拠』があっていいかなーと私は思います。



 元も子もない話をするなら、自主企画なんてユーザー主体なんですから難しいことを考える必要なんてないですけどね!


 最近自分が参加できる条件が減ったのと、フリーの企画が多くなったので昔を思い出して書きました。



 一番大事なのは楽しく活動すること!

 


 では、真面目な話はこの辺で。

 ばいば〜い♪( ´θ`)ノ

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