27話 みんな死ね

数日前、ノリで近所のホームセンターのバイトの面接受けたら余裕で落ちました。病気も障害も隠して面接を受けた。やはり発達障害者はバイトの面接すら受からないのか。俺は、宗教裁判に掛けられたガリレオの気持ちが分かった。磔刑にされたキリストの気持ちも分かった。なあガリレオ、キリスト。お前らこんなに苦しかったんだな。まあクソどうでもいい。



俺は人から嫌われる才能だけは半端ない。人に嫌われすぎてもう何とも思わない。俺にできるのは必要以上に他人に近付かないこと。俺は人並みの幸せを求めていい次元に達していない。それを自覚している。


最近は、ただ生きているだけだ。


朝が来て、夜が来て、睡眠薬飲んで寝るだけ。


Kindleで漫画を買って読もうとしてみた。読む気力が無くて、読めなかった。いつか読む。


ただ生きているだけなので、言葉が生まれてこない。


ただ 音楽聴いてぼんやりしている。


身近にいる理解者といったら妹くらいしかいない。


妹は何かあると、俺にいつも相談してくる。


俺の鬱は良くなってきている。


色々通り越して、死にたい感情すら無くなってきた。だが体は毎日いじめている。酒とタバコで緩やかな自死を狙っている。


不謹慎なことを書くが、俺は早く病気になって死にたい。肝硬変だろうが慢性膵炎だろうがウォルニッケ脳症だろうが何でもいい。それらはアルコールの過剰摂取が引き起こす自業自得の病だ。


俺は生きる才能がなかった。早く死にたい。


そろそろこの連載も最終回にしようと思っているのだが、この連載をやめてしまったら、俺はもうネットに2度と文を書けないような予感がするので、もうしばらく続ける。


まだまだ俺には絶望が足りない。生存本能を上回るほどの絶望を得るには、俺の場合はアルコールによる離脱症状を狙うしかない。酒の離脱症状は身体的な症状だけではない。本当に地獄のような絶望感に苛まれる。数ヶ月前に離脱を起こした際は、生存本能を絶望が上回って、何の迷いもなく高所から飛び降りた。気が狂うとはまさにあのことだ。


今俺には感傷も何も無い。


ドーパミンが足りていない。セロトニンも多分足りてない。


アパートの外で猫が日向ぼっこしていた。


どうでもいい。


ネット上で殺害予告したら捕まるから、俺は殺害予告なんてしたことない。


でも全人類死ねと思うことはよくある。


プーチンの気がさらに狂って、全世界に核を飛ばしてほしい気持ちもある。


だが、プーチンに死んでほしい気持ちもある。



何もかもどうでもいい。


結局みんな俺のことを嫌いになる。


俺の頭がおかしいから。俺が精神病だから。俺が発達障害だから。病気や障害を免罪符にして甘えてるから。


みんな死ね。



次回に続く

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