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  • バイクとハートへの応援コメント

    心にずしりときました。
    歪んでしまった顔、鉄棒のそばにそっと置いたランドセル、ハートの刺繍のついたコート、胸が詰まりました。
    このバイクの少年の事を知らず、先程調べました。日本一周をして…最後に。これまでの辛さとこれからの辛さ…それを思うと言葉を失います。私の周りにもこの障碍で苦しんでいる人達がいて、私も関わってきましたが…彼らが生きやすくなるには周囲・社会の理解が必要なのですよね。
    読ませて頂きありがとうございました。

    作者からの返信

    葵 春香さん

    今となっては懐かしいというか、もうそんなに時間が流れていたのですね。
    探して下さったとおり、モデルはkotaさんという日本をバイクで回っていた方のことです。
    当時Twitterで偶然、彼の最後の投稿を眼にしていたのです。
    その時はよくある、やらせや、構ってちゃんの類かな~と素通りしていたのですが、時間が経つにつれてどうやら本当にダムに飛び込んだと分かりました。
    ※このダムは、セクシー田中さんの原作者さんが投身したダムと同じです。原作者さんももしかしたらkotaさんの報道を心にとめていたのかもしれません。

    発達障害の診断が出ていたそうなのですが、育成過程もなかなか辛ければ、社会に出ても多くの仕事とは相性が悪くて、無能感にもさらされるようですね。
    うつ病になる方も多いですよね。
    こういう方ほど、農業をやるといいと常々思うのですけど……。
    太陽の下で身体を動かすので夜もぐっすり眠れますし、誰かがついていればそんなに大きな失敗もしないだろうし。
    わりとパターン化している障害なので、うまく適性をみてあげたら、ちゃんと過ごせると思うのですが。
    難しいところがまだまだ多いようですね……。

    春香さんは関わっておられるので、もっと大変なケースをたくさん見ていますよね。
    とにかくまずは義務教育期間を乗り越えることが課題でしょうか。
    外にもいろいろ居場所を作ってあげて欲しいです。

  • バイクとハートへの応援コメント

    コメントしてよいのかどうか、とても迷いましたがコメント失礼したいと思います。
    先日、偶然Twitterでバイクの彼を見かけた一人として私はこの作品を読ませていただきました。率直な感想として、とても良い作品だと思いました。こんなことを思っていいのかどうか、不謹慎ではないか、自分は人の死をコンテンツとして消費していないか、と複雑な思いでこれを書いておりますが、良い作品はきちんと良い作品だと思いたいのです。
    どんなに言葉を連ねても人の死を文学で止めることが出来るわけではないし、これから死のうとする人も、やはり止めることは出来ません。しかし、労わることはできると、この作品を読んでそう思えました。労わると言うとなんだか偉そうで嫌ですが、私では当てはまる言葉を見つけることができません。申し訳ないです。
    最後に。改めて、本当に良い作品だと思いました。ありがとうございます。

    作者からの返信

     うさみゆづるさん、はじめまして

     一連の流れからのTwitter各位のコメントも追えるだけ追いました。べつにショックでもなく、そうなんだね、という気持ちでした。
     十分時間をかけて自分に向き合った結果なら誰にも何も云えないという意見にわたしの意見は近いです。
     いやそれでも一生懸命生きていますよと云える当事者の人も、それは単に幸運な環境に恵まれていただけだと反発する人もいました。ひとくくりに「それでも生きるのが正解だった」とは云えないものがありますよね。云いたくもないです。

     あんな風にTwitterに遺言まで残す人はごくごく僅かで、自死する多くの人はただの自殺のニュースとして流れ去っているだけです。
     だから、彼自身がTwitterを通して、彼の自死をコンテンツとして消費して欲しかったのではないかと想うのです。眼にする人々の胸に、彼は彼の死という形を遺していきたかったのではないかなと。

     莫迦なことをしたと云いたくもないし、美化もしたくないし、来年の今頃は想い出すこともないかもしれない。
     そうなんだね、死んだんだね、あそこから。
     何かを声高に訴えることもなく死ぬ理由だけを画像に残して消えて行った彼の死を淡々と受け止める気持ちの中に、まあ、みんな似たようなものだよ、という想いが沸いてきたくらいです。

     少なくない人が不便な場所にある現地まで花束と線香を捧げに行っているようです。今日はきれいな白い花束と、美しい空をTwitterを通してみかけました。
     書きにくかったであろうにコメントを寄せて下さりありがとうございました。