真っ白い殺人鬼
三輪・キャナウェイ/IIV編集部
目次
プロローグ
プロローグ
夢や希望なんて、風船みたいなものだ。
だから内に空想を詰めれば詰める程、風船はとても大きく
こうして風船を割るのは、いつだって
もちろん、中にはこの毒針をとても
つまり、何が大事かといえば、生きる上で時間というものは、使い方によって自分を殺す毒にもなれば、自分を強くする武器にもなるということだ。
ただここで一つ気を付けなければならないのが、あくまでも時間が凶器であることに変わりはないということである。
そして、それを上手に使うというのが、どういうことかというと、単純な話だ。
星が輝く宇宙というのは、多くの人が見上げられるほど高く広いものであるが、それに比べて、そこに
そういう時にこそ、毒針を使う。
相手の風船を、割ってしまうのである。
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