第5話「カルカッタ会議」
カルカッタ港に到着した海軍機動部隊は
田邊司令官と別れ英司令部に向かった。
そこで、カルカッタ守備隊司令官の
「ロバート・スタージェス司令官とエドワード・サイフレット副司令官の、出迎えを受けたのである。」
「今津殿」
ようこそ、カルカッタへおいでくださいました。
我が軍と市民は貴方の来園を歓迎いたします。
こちらこそよろしく
「今津は、ロバートスタージェス司令官とかたい握手をかわした」
ここで、今津大将は
司令官のエドワードスタージェス司令官以下
幕僚達と今後の戦略について論議を重ねた。
この頃
ドイツの司令官エルスント・ブッシュ元帥と参謀長ハインツ・グデーリアンはモスクワの市街地に迫りつつあった。
さらに、盟友イタリア軍の窮地を救うため
「ヒトラーは・・・・」
「北アフリカに」
「砂漠の狐と呼ばれる」名将エルヴィン・ロンメル元帥を派遣していたのだ。
やはり独軍の侵攻を抑えるためには、地中海のマルタ島防衛が必要です。
敵は、このマルタ島の価値、制空権が地上戦に大きな影響与える事を知っています。
しかも、かの地に目を付けた敵の攻撃が集中するのは明らかに明白です。
また、海中戦力にはドイツの誇るUボートがおり海上には
「最新鋭の空母グラーフツェッペリン」・「新型戦艦シャルンホルスト」が配備されてます
この敵の配備により、我がマルタ島は防衛できるか問題です。
「ロバート少将のおっしゃる通りです」
ですが、この作戦は我が日本海軍が引き受けましょう。
「うん⁇」
「よろしいのでしょうか」
「えぇ、構いませんよ」
「そして、作戦実行の日がきたのである」
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