私の全てを捧げてもいい

一ノ瀬 彩音

第1話 壱

あなたがくれたもの

それは小さな勇気と大きな夢

心からありがとう

出会えた奇跡にありがとう

これからもずっとそばで笑っていてね

この広い世界の片隅の出会いは

まるで映画のように突然だった

気付けばいつの間にか

あなたの事ばかり考えてる

どんな時でも笑顔をくれる

その優しさに何度救われただろう

あなたにとって私の存在が

ただ側にいるだけでいいなら

いつまでも隣にいたいよ

私の全てを捧げてもいい

あなたのためならば

初めて会ったあの日から

運命を感じていたんだ

言葉では伝えきれないけど

ありのままの心届けたい

きっと二人は結ばれるために

巡り合ったんだよ

今、確信に変わったの

ずっと二人で歩いていこう

この先もずっと一緒だよ

これからも変わらず傍にいるよ

だからもう泣かないで

涙拭かせてほしいな

ほらっこっち向いてくれればそれで良いの

だって今日という日を忘れたくないもん

忘れないよね

あぁ……こんなにも楽しい時間ってあるかな

一緒に過ごしたこの日々

思い出したらまた泣きそうだけど

絶対今日の事は一生忘れないからね

また会う日まで元気にしててね

みんなで過ごした時間は宝物だね

また会いに行くから待っていてね

今度はもっと大人になってるはず

約束だよ

寂しくなった時はいつでも電話してね

すぐに飛んで行くから

離れてても大丈夫だよ

私たちはいつも繋がっているから

遠くに行っても私たちの事忘れないでね

たまには手紙書いて送るから返事頂戴ね

約束だよ

また会える時までお互い頑張ろうね

みんなの事を応援しているよ

だからそんな悲しい顔しないで笑ってみせてよ

じゃあそろそろお別れの時間みたいだね

名残惜しいな

本当に楽しかったよ

またいつか必ず会おうね

バイバイ

この空の下どこかで同じ気持ちで過ごしてると思うと嬉しくて

やっぱり離れるのは少しだけ不安になるけれど

信じているから大丈夫だよ

心配はいらないからね

みんなの事を信じているからね

いつまで経っても変わらない

大切な友達だからね

離れてもまたこうして集まれるといいね

みんなで笑い合えればいいね

辛いことがあっても乗り越えられる

一人じゃないからこそ強くなれることを教えてくれた

いつまでも支えてくれる

みんなのことを私は忘れないよ

かけがえない仲間達へ

大好きだよ

ずっと一緒にいようね

いつもと同じ帰り道

貴方と並んで歩く

他愛のない会話をして

はしゃぐ二人の姿

夕焼けに染まった君の横顔を見つめながら

このまま時間が止まってほしいなんて思ったりしてさ

本当は気づいていたんだよ

二人の距離近すぎて見えなくなってた

胸の奥に隠した想い伝えることが怖くて

臆病になっていたのかもしれない

それでも諦めたくはないから

明日こそはちゃんと言うんだ

貴方が好きだって

何度も伝えた言葉なのにどうして言えないんだろう

たった一言を伝えるだけの事がこんなにも難しいなんて知らなかったよ

今まで感じたことの無いくらいの緊張に襲われて上手く話せないの

それでも頑張って伝えようとするんだけど

結局伝えられなくて落ち込んでしまう毎日です

でも絶対に負けられないの

どうしても叶えたい夢があるから

今の自分に出来る精一杯の努力をするしかないんだよね

たとえ報われなくても後悔だけはしないように

何度だって立ち向かっていくよ

それが私の生き方なんだ

誰よりも好きな人に好きと言ってもらえるように頑張り続けるの

この気持ちを素直に伝えることが出来れば

きっと世界が変わるはずだと信じているから

いつか振り向かせてみせるわ

覚悟していてね

いつものように並んで歩く帰り道

不意に感じる手を繋ぐ温もり

驚いて思わず振り返ると優しく微笑む貴方の姿がそこにあった

突然の出来事に戸惑う私を見て貴方は笑っていたよね

恥ずかしかったけど凄く嬉しかったんだよ

幸せな時間が流れていく

ゆっくりと過ぎて行く景色の中で

こんな日々が続くなら他に何も要らなかった

この手を離さないで

どこまでも連れていって

ねぇお願い

今はただ隣で見つめていたいの

貴方の隣でずっと

もしも願いが届くのなら一つだけ聞いてほしい事があるんだ

他の誰かじゃなく私だけを愛してほしいの

わがままなのは分かってるけどそれだけは譲れないの

例えどんな答えが返ってきたとしても構わない

これが最後の恋だと決めたから

いつまでも待ち続けているよ

貴方の事を初めて出会った時から

運命を感じていたんだ

その瞳は私だけ映してくれますか

今すぐ迎えに来て

心の声を伝えられずにいた

この想い届いてほしい

そう願って今日も待っているんだよ

どうか気付いて下さい

溢れる涙が零れ落ちる前に

この声を聞いて

いつまでも待つから

どれだけ月日が流れたとしても

私は貴方のことを忘れたりしないよ

約束するから

また出会えたその時は必ず幸せにするよ

だからもう泣かないで

悲しい顔をしている姿は似合わないから笑顔を見せてよ

早く会いたいな

この世界でただ一人の愛する人よ

あなたに会いに行くよ

ずっと待たせてごめんね

やっとここまで来れたよ

これから二人で歩んでいこう

これから先もあなたの隣に居させて下さい

約束だよ

約束だよ

ずっと一緒にいようね

離れないようにぎゅっと抱きしめてあげる

永遠に誓うから

永遠の愛を捧げるから

いつまでも傍にいるよ

傍にいるよ

あなたを愛しています

初めて会ったあの日から

少しずつ惹かれていったんだ

気が付けばいつも目で追っていて

もっと知りたいと思うように

なるにつれて

どんどん大きくなっていく

この想い抑えきれない

溢れ出す感情止められない

だけどまだ勇気がないから

もう少しだけ待っていてね

あと少しだけ

そう、あと少しだけ

時が来たら打ち明けようと決めてからどれくらい経ったんだろう

未だに言い出せていない現状に焦りを感じている今日この頃

このままじゃいけないと分かっているのに

踏み出せない自分が嫌になる

伝えようとしたら何かが邪魔をして

結局言えずじまいのまま終わってしまう

情けないよ

意気地なしだよ

そんなんじゃ駄目だよね

どうすればいいのか分からない

この気持ち伝えるためには

一体何をすればいいのかな

このままじゃダメだって

頭では理解しているはずなのに

どうしても行動に移すことが出来ない

どうしてなんだろう

自分の中にある本当の気持ち

それに気付いた時はもう遅かった

叶わないと分かっていたのに

ただ見ていることしか出来なかった

あぁ、何故なんだ

こんなにも好きなのに

苦しくなるほどに

忘れられない

忘れたくない

この想いは何処へ行くの

届かないこの距離が辛いのは

私が弱く未熟だから

だけどそんなの受け入れたくはないの

こんなに切なくなるのは初めてだから

少しでも良いから気づいてほしかった

今すぐに伝えたいの

私の全てをぶつけるつもりで思い切り伝えるよ

こんな風に思える人はきっと二度と現れる事は無いから絶対に後悔したくないの

こんな気持ちになるなんて今までなかったもんね

初めての事ばかりで少し不安もあるけれど頑張ってみるね

あなたの事が誰よりも大好きだから伝えたいの

私はあなたの事を本気で想っているよ

この気持ち届くように精一杯の声で歌い続けます

こんなに大きな気持ちになったのこれこそ私の本音だよ

いつかは振り向いてくれればいいの

信じてるよ

いつまでも待っていた

貴方が来る日までずっと

待ち続けていたよ

やっと会えるね

約束の場所で

巡り会えた

大切な恋人

ずっとこの時を夢見ていたの

貴方は覚えているかな

二人が出会い恋に落ちたこと

忘れてはいないよね

二人の記憶が確かなものになればいいなぁって思っているんだよ

貴方と過ごした時間はあっという間に

過ぎ去っていってしまうけれどそれでも後悔しないから

この気持ち伝えるために生まれてきたような気がしてるんだ

いつだって会いに行きたいから

どこにいても駆けつけて見せるから

私だけを見つめていてね

いつまでもそばに居るから

約束しようね

これからは一緒に過ごせるんだね嬉しいよ

毎日電話しても怒らないで聞いてほしいんだよ

いつでも連絡してね

私の大好きな恋人になってくれたらいいなぁ

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