詩の旅人

osiho sinobu

なぜ自分がこんなことをしているのか分からなくなるときがたまにある。

自分が望んだ方向に行くことなんて人生に何度あるのだろうか。

何故私達は生きている？いや、生きられている？

誰にも分からなく、分かりたくもないこのことに誰もが目を背けた。

自分はいらないものなのか。

意味はないのだろうか。

意志とは必要なのだろうか。

果たして生きていることに、生きられていることに、喜びを感じることはあるのだろうか。

まず、こんな事を考えているのがいけないことなのかもしれない。

だけど、こんなことを考えていても人が快楽に浸ることはできない。

歌人であり旅人であるからには暗い道を歩いていても、快楽の歌声を届けなければいけない。

自分がこれ以上余計なことを考えなくて済みますように。

世界の人達が自分の歌で快楽に浸れますように。

だって私はまだ、なにも届けられていないのだから。

詩の旅人−分からない。そのことに。

語り手：ハノン・イーディス

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ハート初めてでPCの前で小躍りしました。どうもしのぶです。

これからもこの作品をよろしくお願いしますm(_ _"m)

2022/12/18

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