第8話 時代の変化

若い世代が子供を持つには、1.パートナー探し、2.経済的ゆとりと安心感、3.家族/周囲の協力ーが不可欠。今の時代はそれらのハードルがとても高い。行政、政府がその穴をどう埋めていくか? そして産まれた後から成人するまでの、時代に合った教育システムの再構築も大きな課題だ。政府は「異次元の少子化対策」って言ってるけど、本当に子育てが幸せで楽しくなるような政策を実行してくれるのかしら?


今の時代は若者にとって不安材料ばかりだ。未来への希望なんて正直言ってあんまり持てない。戦争だって身近な問題としてあるし、いつ大地震で命を落とすかも知れない。不登校やイジメ問題も後をたたない。私に子どもを育てられるのかしら? 戦後復興期の上り坂に生きて来た、ママ達の時代とはずいぶん違いそうだ。だいたい子どもを持つって何の意味があるのだろう?何か利益になる事はあるのかしら?ーそんなことさえたまに思ってしまう。


でも、何だか自分の遺伝子を持った生命体がこの世に生まれるって事が凄いことに感じる。きっとそうなんだろうな…。

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