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「もう逃げられないぞ、こそ泥! 大人しくその持ている食料をこっちによこせ、ついでに俺様から盗ったライターも渡すんだ!」


「嫌だ! このライターも食料も僕のものだ! 誰がお前なんかに返すものか!」


ジュンは追い詰められた崖の上で反論した。

するとテルキは眼光を鋭くさせながら言った。



「ああん?いい根性だ。ど腐れカマが調子こきやがって! この俺様から貴重なライターを猫ババしたことを後悔させてやるぜ!」



テルキはそういい放つと、槍の先をジュンに向けてそのまま無数の乱舞攻撃で畳み掛けた。



「アタアタアタアタアタアタアタアターーッ!!」



「ひぇええええええーーっ!!」



まさかの本気の槍攻撃で、ジュンは思わず崖から足を踏み外した。

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