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「大体な〜! テメーがグァムに行きたいなんて言わなきゃ、俺様はこんな目にわな……!」
「何だとっ!? そっちこそ自家用ジェット機でグァムに行くって言った癖に、オンボロジェット機なんか手配なんかしやがってよっ! 用意するくらいなら、もっとまともなジェット機くらい、用意しやがれってんだ!」
二人の痴話喧嘩は、取っ組み合いの大喧嘩へと発展した。それはもう、激しい罵倒と殴り合いの喧嘩に。
『このチン⚫️ス侍、死に腐れろっ!!』
ジュンは勢に身を任せて、太い木の棒を彼に向かって振り上げた。その瞬間をテルキは瞬時に、見極めると鮮やかに攻撃をかわした。
「ど阿呆が、死に腐れるのはブリブリぶりっ子のてめぇのほうだ! 穴の分際で図に乗るなよ!」
「でやぁああああああああああああーーっ!!」
「おりゃあああああああああーーっ!!」
テルキはジュンの繰り出す猛烈な棒攻撃を真剣白羽取りで両手で受け止めた。
「チィっ!!」
振り上げた棒を両手で受け止められるとジュンは舌打ちして顔を歪めた。
「貴様の打撃攻撃は、俺様には断じて通じない。1万年と2千年経ってから出直して来い!」
『てめぇは創聖のアクエリオンかっ!?』
ジュンは思わずツッコミを入れると油断した。その一瞬の隙をつくとテルキは溝内を拳で殴り、そのまま頭上高く拳を振り上げて、天に向かって彼をらんま1/2の大技で吹き飛ばした。
「
宙に体は浮くとそのまま地面に激しく叩きつけられた。もうそこには『恋人同士』の関係も一切なにもなかった。あるのはただ『対立』だった。ジュンは立ち上がれないほど酷く、体を打ちのめされた。
テルキは恋人のジュンを容赦なくぶちのめすとポケットにしまっていたタバコとライターを手に取り、そこで一服吹かしてから最後に決め台詞を吐き捨てた。
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