第22話 ただいま高橋幸宏ロスからの高野寛

 簡単に言うと師弟関係の二人です。幸宏さんに見いだされた高野寛は彼のプロデュースによりデビューし、「虹の都へ」が大ヒットしたのが90年代。そのつながりでドラマ音楽手がけたり、俳優業もちょっとやってたり、イケメンでしたから私の青春はひたすら高野君でしたね。


 そんな関係なので訃報が入った時、高野君は大丈夫なのだろうかと心配になり、ちょうど配信ライブがあったので、ウン十年ぶりに参加しました。前半は最近の曲でしたが、初期のナンバーもあり、そして歌詞から師匠への感謝と追悼にあふれていました。笑顔も見えたのもプロだな、と。


 それをきっかけに昔のCD(幸い保存状態良し)やYouTube Musicで彼の音源を聴いてます。

 で、ラブソングも多いので今の作品に多少影響与えましたね。「I(ai)」というアルバムがあるのですが、砂を吐くほど甘い歌ばかりです。


 そのせいか、苦手だった恋愛シーンが書けるようになりました。

 ありがとう、高野君。君はずっと長生きして新曲をたくさん聴かせてください。

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