第2話 プロットはあれど本筋が浮かばず

 で、カクコンですが、BBスペースという電子レーベルが主催しているコミュニティに入ってまして。三ヶ月一万三千円なのですが、一ヶ月二本まで、一万字か十万字の作品、千文字のプロット感想をもらえるのです。

 他にも作家さんたちとのコミュニティも活発でオススメの本を尋ねるとあっという間にレスがつく。


 で、八月はそこのコンテストに応募用の作品を改稿してたので感想サービスを利用できなかったため、プロット二本を感想依頼出しました。

 どちらかを練って出すのが理想ですが、それぞれに弱点が。

 一つ目は自分はホラーかサスペンスかなと出したら「ミステリの色が濃いですね。(以下感想とアドバイス)」と。

 ありゃ、ついに私もプロットとはいえ、ミステリ書けるようになったか。しかし、カクコンより横溝正史ホラミス大賞の方が丁寧な扱いしてくれるよな、と来年に持ち越し。

 もう一つはドジっ子王子が王妃のブローチをうっかり壊し、王妃より激怒した国王が王家秘法の転移魔法で「直すか匹敵するものを見つけるまで帰さない」と現代日本へ飛ばす逆異世界転移モノ。しかし、話の芯がブレているので展開候補1と2を提出してる状態。

 三つ目のネタでも考えた方がいいのかしら。しかし、出だしは思いついてもその先が思いつかない。


 鉱石好きだからファンタジーにしても他のジャンルにしてもなんらかの宝石か鉱石を出したいですね。先の二つのプロットも石が関わりますし。


 でも、そこからどうするのかが浮かばない。

 なんらかの人外を出して交流か、凸凹コンビ組ませてライトミステリか。コメディにしたいのは変わらないのですが。

 悪役令嬢モノは一つ思いつくのですが、やはりここまで飽和状態だとピーク過ぎてますよね。


 婚約破棄された悪役令嬢モノが圧倒的過ぎて。

 あ、でも漫画ですが上山道郎さんの「悪役令嬢おじさん」は好きです。52歳のおじさんがトラックに跳ねられ、気づいたら娘がプレイしてた乙女ゲーの悪役令嬢になっていた。

(ミスマッチだが、この世界の役割を果たすまで)と腹をくくって、ゲームの主人公をいびるつもりが親目線で褒めてしまったり、生徒会へ入れるべきかどうかも仕事の部下の評定のごとく冷静に分析したり、と空回りして評価上がるのが楽しいです。


 んー、どうしたものか。

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