編集済
拝読致しました。
あれれん。王陽明さん、武芸にも溺れたことあるとは、実は拳法とかもすごいのかしらん。
しかし、船を鎖で繋いで、敵の智将も鎖で繋いで。南昌を速攻で陥し、奇襲を仕掛けて制して。
南昌の敗残兵をワザと向かわせて戦意を挫いたとか?それは考えすぎか。
しかし正に策のコンボ、その鉄鎖の火計に象徴される通り連環の計がはまりましたね!(^-^)
愚王がフルボッコされて清々しかったです(^_^;)
作者からの返信
「拳王にオレはなる!」とか言って、修業していたかもしれませんね(笑)
そんな王陽明さん、策をいくつも仕掛けた上で、寧王に攻めかかります。
王陽明としては、寧王を過大に評価して、ここまで策を施したつもりなんでしょうけど、寧王はそこまで考えずに南京を目指し、そして南昌がヤバいとなると、単純に引き返す……^^;
朱元璋が、駄目だこりゃとボヤきそう(笑)
……そしてこの話のオチは、実はここからです。
寧王を上回る方が登場して、それで終わります^^;
ありがとうございました。
王陽明、他にもヤクザの真似事も大好きだったと、
田中先生の著作にありました(笑)
作者からの返信
やっぱり田中先生もそう書いておられましたか(笑)
そうなんです、武侠。
これが大好きだったみたいなんです^^;
意外とヤンチャな人だったみたいです(笑)
ありがとうございました。
南昌にもそれなりに防衛軍残していたと思うんですが、王陽明さんどうやって勝ったんでしょうか?
寧王は愛想尽かされてたんですかね。
作者からの返信
南昌攻略戦はその詳細が伝わってないんですよね。
陽明学の本を読んでも、「(陽明)先生が、その機略で勝利した」みたいな記述ばかり。
拙作の場合、物語だから、作者が「作って」も良かったかもしれません。
寧王軍を装って入城したとか、南昌の将を内応させた、とか。
でもあんまり「ウソ」を書いてもなぁ……というジレンマです。
今後の課題ですね^^;
いずれにせよ、寧王のことだから、脇が甘くて、その辺を王陽明が乗じたのかもしれません。
あと、寧王の后は叛乱に反対していたので、手引きしてくれたのかも。
ありがとうございました。
おはようございます。
読ませていただきました。
「本業」以外で嵌まっていたことが役に立つという物語は痛快です!
中国大陸の王朝は、北から南を征服するのはできても、南から北は征服しにくい、などと言いますけど、南から攻めて行くほうの戦略がまずい、うまくやっていれば勝てた、ということもけっこうあるんでしょうね。
おもしろかったです。
それでは、また、よろしくお願いします。
作者からの返信
おはようございます。
こちらもお読みいただき、ありがとうございます。
王陽明としては、武で名を挙げてやるみたいなところもあったかもしれません^^;
でも結局、科挙に受からないとアカン、体も弱いし……というところで学問に身を投じていく王陽明。
でも結局、武で名を挙げるところが、王陽明の凄いところです(笑)
南から北へ攻め上がっていくパターンは、何回か成功しか買っている時があります。
で、おっしゃるとおり、その時「うまくできずに」(「南」の宮廷との連携がポシャる等)、大体が駄目になってます^^;
まあでも、このお話の寧王の場合は、そういう戦略以前の問題で(お粗末な作戦行動で)、王陽明に鎮圧されてしまっています(笑)
ありがとうございました。
こんにちは、御作を読みました。
繋いだまま逃げちゃったかあ。
そっかあ(;ω;)
陽明さんも、本音は怖かったでしょうね。寧王に南京落とされたら、我も群雄が立って乱世逆戻りの可能性が……。
あれ、今回の戦いって三征のひとつ、あ(⌒-⌒; )
と、余計なことに気づきつつ、面白かったです。
作者からの返信
いやまあ、三国志演義の曹操も「鎖繋げたら地上と変わらない! やったー!」みたいなこと言ってたし^^;
でもよりによって、洪武帝の子孫がそれやっちゃダメでしょ……。
王陽明、ホントぎりぎりのところで戦ってました。
結局、民草のために戦う、というのがこの人の基本原理で、その最期のあたりがそれを証明しています。
そしてその生き様と陽明学が、幕末のあの人やあの人に影響を与えまくっていくという……。
ちなみに、王陽明の残りの二征は、地方の匪賊の鎮圧だったりします。
逆に言うと寧王さんだけが、「叛乱」と呼べる代物でした^^;
ありがとうございました。
「五溺」という言葉が出てふっと思い出しましたが、陽明先生は「任侠」にも嵌まっていましたよね。そのへんが陽明学にも表れ、大塩さんたちにも影響を与えたのかなあと、本筋外のことを考えてしまいました(汗)
それにしても、南昌を攻撃したその日のうちに陥落とは……。守備兵の数や練度・士気はどうだったのか気になりますが、それでもすごい。
寧王はもう、司令官としては「死ななきゃ治らない」レベルのような気が^^;
重八さんはあの世で何を思うやら……。
作者からの返信
「極めた」わけではなく、「溺れた」というところに、陽明先生の奥ゆかしさを感じます。
そんな陽明先生、任侠にも「溺れて」いて……たしかに陽明学に影響を与えたのかもしれません^^;
南昌陥落……早ッ!
でも、まさか攻められると思ってなかったんでしょうね。
寧王が叛しなければ、超安全地帯だったし、その辺の備えや警戒心が希薄だったのかもしれません^^;
さて寧王さん、いろいろと酷いし、(死亡)フラグ建築士として一級の腕前(?)を披露しています(笑)
でも、あの世の重八さんが「駄目だこりゃ」と思う相手は、実はもう一人います。しかも、もっと酷いのが。
その人で、この物語は締めとなります^^;
ありがとうございました。