第4話 突然の『告白』ですか!?

突然の告白に、日向は困惑した


日向は銃の知識は乏しいが、それでもあと2発という制限がどれだけ緊張感のあるものなのかはわかる。


だってあと『2回』しかチャンスがないのだ…


いや、


…『2回』もチャンスがあるなら…



ハッと日向は気づいた!


自分の能力に限界があるのなら、時に撃てば良いじゃないか!

ただ普通の事だったが、緊張で酸素の行き届いていない日向の脳みそではとても良い考えだと思った!

これならきっとうまくいく!


日向は銃を握り直し、また自信が湧いてきた。


どんどんと怪物が近づいてくる。近づけば近づくほど見た目が恐ろしく、悲鳴をあげそうになった。

だがそれでも銃を撃つのをぐっと堪え、確実に当たる距離まで待った

軍人もそれを理解してか、じっと静かに見守った


すると、20メートルを切った辺りから照準が確実に怪物の頭に合うようになった。




そう



今がチャンスだ


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