『もっと』1
『もっと』
作詞・作曲:いすみ 静江✿
もっと もっと もっと話したかった
もっと もっと 沢山会いたかった
お茶を 飲みましょう
歌を 口ずさもう
好きな 歌番組
歌詞は うろ覚えで
遠くからの電話が 夢のような日々で
励ましてくれた 独りなれるよう
雲の上から見ても 七色なのですか
虹の階段を 転ばないように
歩いて行きましょう
元気な顔を見たい
もっと もっと もっと話したかった
もっと もっと 沢山会いたかった
もっと もっと もっと
◇◇◇ ひらがな ◇◇◇
もっと もっと もっとはなしたかった
もっと もっと たくさんあいたかった
おちゃを のみましょう
うたを くちずさもう
すきな うたばんぐみ
かしは うろおぼえで
とおくからのでんわが ゆめのようなひびで
はげましてくれた ひとりなれるよう
くものうえからみても なないろなのですか
にじのかいだんを ころばないように
あるいてゆきましょう
げんきなかおをみたい
もっと もっと もっとはなしたかった
もっと もっと たくさんあいたかった
もっと もっと もっと
もっと もっと もっと
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創作秘話
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本作は、今は会えない母への贈り物となっております。
母は、ICUから、その向かいにあるHCUに移動しました。
父が現状を問い合わせた所、病院では、医師しか説明してはならず、医師と会う時間なども取れないとのことです。
約束してくださったので、折を見て、ご連絡が入ると思います。
父からは、一緒に行こうと言われております。
直ぐに召されてしまいそうな勢いだったのですが、幾分かでも命を長らえて、本人は苦しいのでしょうか、哀しいのでしょうか、それを察するには余りにも霊的に存在が離れておりますが、もしも脳の回復がみられたなら、聞くだけでいいので、私の声を届けたいと思いました。
そして、歌詞ですが、お風呂で『ああ、もっと会いたかった』とほろりとしながら、鼻歌混じりに歌ったものでした。
歌詞で『もっと』の繰り返しでは、カッコウのように聞こえますが、それは深く深く想いを馳せていました。
シンプルな気持ちを歌ったものです。
また、忘れるといけないので、アカペラで残して置きました。
今は、同じような歌詞に別のメロディーを付けようと取り組んでいます。
ああ、母の応援歌にならないかな。
参考URL:
https://www.spooncast.net/jp/cast/4609294
2022年10月15日・創作
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