大切な場所

それから2人は2年付き合った

悠哉は副社長だったが社長になり

玲美はそんな悠哉を支えるために秘書を続けその傍らでアパートの管理をしていた。

そんなある夜のこと玲美のもとに訪問者があった

ピンポーンとなるインターフォン


お爺さん「わしじゃ玲美さん」

玲美「はーい待ってください~」

ガチャとドアを開けるとそこには悠哉のお祖父さんがいた


玲美「どうぞ中にお入り下さい」にこやかにお爺さんを迎える


お爺さん「玲美さん長い間このアパートを管理を本当にありがとう」


玲美「いえいえ好きでやっていることなので」


お爺さん「孫と結婚してくれるそうだねわしは玲美さんのような子がお嫁に来てくれるなんて嬉しいよこれからもこのアパートも頼みます」

お爺さんは深々と頭を下げたのだった


玲美「私も引っ越してきたときに優しくしていただいてたくさんお話もしてくださってありがとうございましたとても嬉しかったです。これからもよろしくお願いします。」

と玲美も深々と頭を下げる


悠哉と玲美は来月結婚をする予定なのだ

これまでのことを思い出して玲美は苦しかった頃が嘘のようだった

改めてこのアパートに引っ越してきてよかったとしみじみ思うのだった。


  


    

                      

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