④さいつよ魔法は蘇生でしょ!!

ステラ

プロット

※重要な場所には▽を付けています。なので、かいつまんで読んでも多分、大丈夫な筈です。参考程度にお願いします。

◯参考作品(あればで構いません)


漫画作品

『魔法陣グルグル』

小説作品

『ささみさん@がんばらない』

ノベルゲーム作品

『fateシリーズ、ひぐらしのなく頃に』


◯世界観(ファンタジーなら詳細に、ラブコメはSF要素等を強く取り入れないならサラッとでもOK)


 概要:魔法と機械による、現代ファンタジー


時系列及び世界観について


突如現代社会に魔法が現れます。但し、その魔法は幾つかの制約があります。

 ・魔法は一人一つまで 

 ・魔法は女性にしか発現しない

 ・その魔法が発動する時は、何時なのかは全く不明

 例え70歳でも発動する可能性、死後発動した事例がありますので、

 魔法も人によって、様々あります。同じ物は何一つありません。


 ▽世界観における魔法のイメージ例

 真理という魔法なら、この先の全ての本当が見通す事が可能になります。

 (未来予知とは違い、絶対的に覆らない効果。逆に未来予知は知ってからifへとつなげる事が可能という風に能力差を付ける事が可能)


 この後、紹介する主人公と主人公の母親が持っている魔法であれば


 主人公:雛倉 千夏 『蘇生』

 母親:雛倉 真子 『疑似空間生成』


 になります。これらの具体的な内容は主要キャラクターの方に出来る限り、分かりやすく書いてみました。


 ▽魔法が出た事による現実社会への干渉内容

社会問題に発展します。理由付けに関しては、魔法の特性である。

 

 ・突如として発生する事に原因があります。

 

 例えば、通勤途中に突然、電車が爆発したらどうでしょうか?『爆破』が発動したため、多大な死亡者が出てしまいました。

 『核分裂』が魔法なら、即座に撃ち殺されてしまいます。

 何故なら、危険だから。


 こんな風に様々な問題点から、世界は破滅しかけるかと思います。(憶測な事なので、もうちょっと練りようがあるとは思いますが……)

 但し、これは主人公である母親の魔法『疑似空間生成』によって、回避します。

 これは物語構成の方に書いておきます。


◯主要キャラクター


 雛倉 千夏(ひなくら ちなつ) 年齢16歳 性別:女性

 役割:主人公

 容姿:黒髪のショートで、スタイルはそこそこ。

 特徴は、左髪に蝶を象ったヘアピンが着けています。

 また、このヘアピンは母親の形見であり、とても大切にしている節があります。

 一人称:あたし

 三人称:あなた、あんたなど

 取得魔法:蘇生 但し、実際は見知らぬ誰かを贄になって起きている『犠牲蘇生』


「あ、やる? あたしは良いけど……」

「あたしは構わないけど、――あんたは生き返らせないよ」

「うるせぇよ、ばーか」

 

 雛倉 真子(ひなくら まこ) 年齢34歳 性別:女性

 役割:主人公の母親兼、主人公が対峙する相手

 容姿:黒髪のロングヘアーに、スタイルはかなり良い。

 特徴は常に煙草を加えているイメージで、縁なし眼鏡をかけており、娘である雛倉 千夏の事を嫌ってます。(理由は物語構成内に)

 一人称:私

 三人称:貴方またはお前

取得魔法:『疑似空間生成』


 ▽魔法の効力内容について

 疑似空間生成は、イメージとしてはVR技術が更に発展した形になると思います。またその空間では、自ら望んだ物全てが出来るまたは出てくる事が可能です。但し、他人に対しての干渉が不可能(例:いきなり槍でくし刺しにして殺すなどと言った行為)


「私、貴方みたいな人嫌いなのよね」

「ふぅん。そんな事言って良いと思ってるの?」

「悪ふざけも大概にして欲しいものね、――ウンザリよ」

 

 中村 礼慈(なかむら れいじ) 年齢26歳 性別:男性

 役割:主人公のヒロイン枠(黒幕になります)

 容姿:男性にしては珍しく、長髪でベージュ色のロン毛に合わせ、後ろ髪を結んだ風貌。顔付きを見ず、後ろを見れば女性と勘違いしそうな感じではある。片耳には星型のピアスを付けており、これは彼の機械『真刀』へと変化する。

 一人称:俺 商売人の時のみ、貴方もしくは様を付ける。

 三人称:あんたまたはお前さん

取得魔法:男性の為、取得は無し 但し、機械『真刀まがたな』取得


 ▽機械について

 序盤の説明にも、この内容を出さなかったのはこの世界に起きている現状をまず知って欲しかった事。

 その後、男性が用いる対抗手段が何なのかを詳しく説明したかったからです。

 

 機械は皆が思っているような日常家電と言ったものではなく、戦う為の疑似的な魔法になります。

 人はこれを『イリーガルマジック』と呼び、貶しています。

 『イリーガルマジック』と名があるように、その魔法は非合法であり、かつ元々は誰かの魔法だったもの。それを複製し、小型化、縮小された技術になります。

 また、これを作る為にも魔法『技術複製』が必要な為なので正直、万能性はありません。何でも出来る訳では無いので。


「どうでしょう。――貴方の魔法、買い取りますよ?」

「あんたなぁ――この世界に残されたたった一つの希望なんだよ!! 分かるか⁉ あ゛?!」

「……分かってる。この魔法は犠牲の元で成り立ってるって事ぐらい」 

 

 アイナ・リコイル 実名:相川 巡 (あいかわ めぐる) 年齢24歳 性別 女性

 役割:礼慈の目的と共にするもの。

 容姿:赤い瞳に、茶髪のショートヘア。癖毛があり、双葉生えしている。想像以上に見た目は幼く見えるが、異様にまで大人びている。

 一人称:うち 

 三人称:あんさん お前さん

取得魔法:『技術複製』

 ▽魔法の効力内容について

 その名の通り、技術を複製が可能。それは魔法も可能とし、これを小型化したのが『イリーガルマジック』となる。とはいえ、魔法を複製する為には、その子が死なないといけないというようなデメリットも無い。

 完全な複製が可能であり、たとえ本物の魔法と対峙したとしても張り合える程に。


「うち、あんさんの事嫌いになりそ」

「うちはなぁ、礼慈の為ならこの身体。例え胴元が儲かる仕組みのルーレットでも、一点掛けで張れるんよ。それが例え、ハイリスク、ローリターンでもな」

「……えぇ加減にせぇよ。お前さんは、何が好いてこんなん作ったんや!!」


 相川 静音(あいかわ しずね) 年齢23歳 性別 女性 ※死亡済み

 役割:この小説における核となります。また相川 巡の妹である。

 容姿:相川 巡とほぼ同じ容姿で。

 唯一違うのが頭の癖毛が、双葉ではなく、一ッ葉である事と身長は高めである事。二人が並んで歩いていれば、静音が姉として見られる事が多いぐらいには高いです。

 一人称:私

 三人称:〇〇さん、〇〇ちゃん(名称が無ければ、変なあだ名を付けがち)

 取得魔法:『犠牲蘇生』


 ▽何故、犠牲蘇生が二つあるか? について。

 元々、この魔法は静音が取得した魔法だったのですが、これが犠牲魔法と分かったのには、犠牲者に自分の恋人であった礼慈が目の前で死んでしまった為です。

 何とかして生き返らせたい彼女でしたが、それは出来ませんでした。

 その事実を知ってしまったからです。礼慈を生き返らせれば、誰かが死ぬ。


 ――なら、死ぬのは自分で良い。

 彼女はそう思って、遺書を書いて、その後を託す事にしました。

 結果は無事、成功しました。勿論、彼女は死んでしまった訳ですが。


 結果、礼慈は何とかして彼女を生き返らせようとします。その過程で魔法に関する幾つかのルールが分かりました。


 ・死んだ者の魔法はまたどこかで復活する。

 ・紡がれた魔法は同じ性能を持つ。

 ・それが誰なのかは分からない。


 という事でした。その為、彼は彼女の『犠牲蘇生』を見つけ出し、それで自分の愛する彼女を生き返らせるという野望が生まれました。


「私は――ごめんなさい。今は大丈夫ですよ」

「メグチー(巡の事)は、可愛いから大丈夫だよー。ねっ、頑張ろう?」

「……私はここまで。でも、今までの罪を考えたら、仕方無いよ、ね?」


 ここまでがメインとなる主軸のキャラクター達です。

 他にも、この先出てくるキャラクター達が大勢居ますが……文字数の都合上、割愛させて頂きます。


◯物語構成


文庫ラノベ1巻で全何章想定か、各章毎に数百字の要約を記載。


二部構成 想定文字数:約20万文字なのですくないかもしれません。




 第一部全体像 

 第一章では起承転結の起に該当します。全体規模では2~5万文字想定


プロローグ

 主人公は14歳の時、誕生日を迎える直前魔法が発動します。但し、効果は現れず全くの無価値となります。

 結果、母親は嫌われました。何故なら、魔法に価値が無かったからです。

 この世界では、魔法=自分の価値となってしまった為起きた事でした。

 以来、母親とは険悪になりました。

 

第一章 第一話


 それから2年後――世界には殆どの人が居なくなりました。

 原因は雛倉 真子の能力『疑似空間生成』によるものでした。そこでは、一切の苦痛も無く、続くのは果てしないユートピアの世界。

 皆、魔法に疲れ果て、何一つ上手く行かなくなった現実世界に対して、逃げる道を選んだわけです。


 ある時、主人公がある酒場の店主と話してると突如として酒場の店主が自分を庇って死んでしまいます。主人公は怯え、逃げ出そうとするも上手く行かず、その男性は近寄ってきました。


「どうでしょう。――貴方の魔法、買い取りますよ?」


 訳が分からず、逆上すると――男は何となく、理解したようで良いから魔法を使えと言います。

 すると、マスターは起き上がって生き返りました。


「貴方の魔法は――蘇生ですよ」


 との事でした。


第一章 二話


 詳しい事が分かった主人公ですが、買い取るの意味が分からない事もあった為に事情を聞きます。

 どうやら、彼はあの母親の元で戦う術を見出し、この世界ではなく現実世界に人々を取り戻したいとの事。

 男の名前は中村 礼慈。もし、協力してくれるなら、多額の報酬と望む希望を出来うる限り、叶えるとの事。

 主人公にとって、母親はもう既に決別した事には変わりない。けれど、何としてでもあの世界から取り戻したい事も事実。

 主人公はその誘いに乗っていく。


第一章 三話~+α話


 自由枠。ここではコメディ路線や様々な面白い要素を出して行きます。

 追加の登場人物等をここで出しながら物語を並行して進めていく準備期間みたいな感じです。

 具体的な案に関してはこんな感じ。

 

 例1:幽霊が突如として現れて、主人公と中村 礼慈の間に起こる事、ラブコメや進展。微エロ展開など

 例2:突如として、現れた大量の雨マグロ討伐任務。原因は一人の少女が起こした涙が原因 



 正直、書きたいシナリオが多い為実現するには非常に大変ですが……。

 

第一章 四話 承に当たります。物語の核に近づくシーン

 ここまで一通り、主人公との間柄を上手く取り込んでいきながら、ある一つの事件が起きます。

 それが『イリーガルマジック』でした。

 何故、アイナ・リコイルの魔法が出回ってるのかを探っていくと――どうやら、主人公の母親が作っていた世界で異変が起きたとの事。

 実際に、死人が出たり――意識が戻らなかったり、気が可笑しくなったりとこのままでは不味い状態である事を同じ仲間から教えられます。

 

第二章 一話 メカニカル編 

 主人公たちはこの状況に対して重く感じ、どうするのか。あの世界へと行くのかを考えた後、主人公とアイナ・リコイル、礼慈の三名で世界へ向かう事を決意。

 なんとしてでも――止めなくてはいけない。


第二章 二話+α話 


 あの世界――『メカニカル』と呼ばれる世界に侵入すると、自分達を歓迎したかのように様々な夢心地へと連れ去ります。

 主人公なら、大量の兎に囲まれ幸せになったり

 アイナ・リコイルなら、見た事も無い魔法生物が現れ、大興奮したり

 

 中村 礼慈は――何故かある一人の女性が居るだけでした。


第二章 三話

 礼慈はとても悲しそうにしており、不思議に思った主人公は声を掛けようとしますが、それをアイナが止めます。

 女性に近づく礼慈――途端、それは消えて無くなり。突如として振られた謎の攻撃によって、致命傷を負います。

 母親でした。母親は怒っており、何故自分の世界を壊すのだと言い始めました。

 ですが、主人公達も当然それは知りません。この原因を作ったのは――他でもないアイナが原因だったのです。


第二章 四話


 アイナは礼慈が好きでした。――でも、それ以上に礼慈は妹である静音が好きでした。ですが、ある事件によって静音は亡くなってしまいます。

 アイナも礼慈も悲しみにくれる中、もしかしたら――私に好きになってくれるかもしれない。

 そんな淡い期待を抱きつつも、どんどん主人公に惹かれていく礼慈。

 見た目、性格、どれをとっても違う彼女でしたが――ある一つの共通点がありました。


 それは人を救いたいという気持ちでした。


第二部へと進展します ここまで10万文字強行けばいいかと思ってます。


第三章 一話 ※過去描写が入ります。転の部分


 何故、私を好きにならないのかとアイナは問います。勿論、礼慈は答えません。答えれる訳がありません。

 答えない礼慈に対して、苛立ちを覚えるアイナ。

 そして、答える礼慈は言いました。あの子をやっぱり、生き返らせたいと。


 ――当然、アイナはそんな事するべきでは無いと怒ります。そのような原因を作ったのは私達であって、既に眠った死者を起こすべきでは無いと。


第三章 二話


 疑似空間内で致命傷を受けてしまった礼慈は息をしていませんでした。そんな状況になってしまった為、主人公は能力を発動させようとしますが、アイナはそれを止めます。

 そして、今まで内緒にしていた主人公の能力 蘇生 という魔法が犠牲蘇生という魔法であった事を伝えてしまいます。そして、それがあの子――もとい、相川 静音という妹が居た事も。

 

 主人公が酷く困惑する中、目の前の母親は攻撃してきます。

 仲間割れしてる場合では無いと察したアイナは、疑似空間から脱出を試みます。ですが、アイナは捕らわれしまい、無事脱出できたのは主人公と横たわった礼慈だけでした。


第三章 三話


 主人公は礼慈を運びながら、考えていました。彼を生き返らせるべきなのか。それとも――彼女の取った選択肢は、生き返らせる事でした。


 勿論、起き上がった礼慈は激怒します。どうして蘇生させたと。どうして、そんな事をしたんだと。

 生きててほしかったから。

 それが主人公の願いだったのです。


第三章 四話


 アイナはもう一度、メカニカルへと向かう事を決意します。今度は、黙って独りで向かい――現れる母親。捕らわれのアイナは、主人公を見て何で戻ってきたと言ってきました。

 主人公は答えます。母親のケジメと自分の罪の償いだと言います。こんな世界を作って、逃げて、人を死なせて、蘇生させて喜んでも何一つ良い事なんて無い。と


終幕 一話


 主人公は何とかして戦いますが、劣勢の一方でした。当然です。疑似区間内では母親の方が有利であり、その中で戦うなんて勝てる可能性がほぼ無いに等しいから。

 また、主人公の魔法は蘇生。仲間が居なければ、意味なんてありません。

 

 ジリジリ詰められ、アイナさえ助けられればと思ったその瞬間、"真刀"が主人公を護ります。

 礼慈でした。どうやら、主人公が居なくなった事でここに向かった事と考え、助けに来たとの事。

 今は仲違いしてる場合じゃない事ぐらい彼にだって、分かっており、戦うしかない。アイナを救うため、二人は奮闘します。


終幕 二話


 劣勢のまま、話は進む中、主人公は悩んでいました。

 ボーっとしている主人公を抱え、逃げ惑う礼慈でしたが、押されていきます。

 主人公は――一つ強い願いを持ちます。仲間が来て欲しい、助けて欲しい。


 奇跡が起きて欲しい。


 ――刹那、声が聞こえてきます。その声は、聞いた事が無い誰かの声でした。時間が止まるようにして、戦う二人を背に、主人公と相川 静音は出会います。


終幕 三話


 相川 静音は言いました。この魔法は確かに、人を殺してしまう犠牲蘇生。

 人は何かを得るには、何かを犠牲にしなくちゃ行けない。それが普通。


 でも、――奇跡があったって良いでしょう?


 時間が動き出した瞬間、それは起きた。

 今まで、出てきた仲間達が現れていくのです。現実世界で死んだ者から、この仮想空間で亡くなった者。

 全ての人々の願いが集っていく最中、それは主人公の魔法が犠牲の元で蘇生させている訳でない事を物語っていました。

 だって、そこには――相川 静音の姿も居たのだから


 『奇跡』


 彼女の中にある魔法のスペル。それが書き換わる感覚を覚え、すぐさま詠唱を始めます。

 その願いは、この世を終わらせる巨大な力で世界を書き換え、現実世界へと戻していきます。

 

 

終幕 最終話

 

 母親は地面に倒れており、礼慈や皆も地面に倒れた状態でした。先に、主人公だけが起き上がると相川 静音が言いました。

 

 ありがとう。――礼慈を宜しくね。


 その一言を言うと霧散の如く、彼女は消えました。

 その後、次々起き上がる仲間達や母親。

 母親は悔しがっていましたが、『奇跡』には勝てないと言って、悪かったと謝ります。

 主人公は笑顔になってこれも奇跡なのかと思うと、少しだけ頬が緩みました。


 エピローグ


 その後の世界に、魔法がまだある事や礼慈達の行方などを語ろうと思っています。



 全体像を物語調に書いてしまうのは、自分がプロットを描く際このような書き方なので、すみません読みにくかったら申し訳無いです。以上です


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