誰も信じないと決めたのに… 彼女は俺の日常を犯してく

クロスディアⅡ

第1話 プロローグ

第1話


信じたって、報われるとは限らない。


信じて欲しくたって、それが受け入れられる確証はない。


信じてくれると信じていたって、裏切られる時は呆気なく来る。


あの日、俺はそう学んだ。


だから、俺は独りだ。


ずっと、そう在り続けると決めた。


に入らなければ、信じたせいで傷付く事はない。


なんて作らなければ、裏切らる事もない。


この世で1番安心で安全な生き方だ。


例え、それが一般的な人間として外れた物だとしても。


俺はずっと………


…………ずっと、独りだ。


それなのに………


「ねぇ、転校生君♪一緒に遊ばない?」


はぁ、またコイツだ。


もしかしたら、俺は既に終わったのかもしれない。


コイツに目を着けられた時点で、バッドエンドの袋小路に居るのかもしれない。


だって、コイツは………


「あっ、断るのは無しだからね?………絶対に逃さないもの♡」


………俺を一生独りにするつもりは無い様だから。


続く

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