④怪人症候群
ヘイ
プロット
◯世界観
現代日本が舞台。
怪人症候群と言う精神病が現代日本で顕著に確認される様になった。
怪人症候群
日本で顕著に確認されるようになった特殊な精神病。この病気を発症した者は周囲の人間(一部を除く)が悍ましい怪物に見えるようになる。
発症が確認された者は直ちに隔離施設へと入れられる事となる。
発症原因は正義感の強さから。
同症状を発症した者同士は互いを人間と認識する。正義感を持っていなければ発症し得ないため。
治療方法は彼らに罪だと思うような事をさせる事。
真理の会
一人の怪人症候群発症者から始まった正義執行組織。所属人数四〇万人。日本人口の三〇〇分の一。
目的は怪人の根絶。
本気でこの世界が怪人に支配されて居ると信じている。
怪人の仲間がどこに居るとも分からない為、常日頃からというわけではないが真理の会関連でなにかを行う場合、動物を模した仮面を着用している。
所属者には芸能人や警察官など、様々な人がいる。
真理の会は警察やヤクザなどともパイプがある為、ドスや拳銃などを持っている。
怪人に支配されていると考えている『真理の会』にとっては殺人は、正義のための怪人退治でしかない。
◯主要キャラクター
・
女子高校生。黒髪ショート、眼鏡の地味っぽい見た目。色白で華奢。
『真理の会』という怪人症候群を発症した人々が集う宗教団体によって家族を殺されてしまう。この事により彼女は一定以上の正義感はあるが、怪人症候群を発症し得ない状態となった。
家族を忘れないために、『真理の会』の打倒を目指し復讐へと動き始める。
武器はスタンガンが基本。
人を殺すことは『真理の会』と同類になる為、絶対にしない。
セリフイメージ
「黙れよ、人殺し」
・
秋山紅葉の幼馴染。金髪の背が高い明るく人当たりの良い男性。
主人公の世話を焼いてくれている大学生。
料理技術、家庭力の高さから女の子泣かせである。怪人症候群を発症しており真理の会に所属している。家族にも秋山紅葉にもこの事は話していない。
秋山紅葉の家族が真理の会に殺されたと言う事は知らない。
セリフイメージ
「彼女を殺したのは、俺でした」
・パトロン
姿を現さない秋山紅葉の協力者、或いは後援者。武器や情報などを支援してくれる。紅葉のことをフォールンと呼ぶ。紅葉と電話をする際は常に非通知設定。
年齢不詳、正体不明。
恐らく男であると秋山紅葉は考えている。彼との関係が無くなると秋山紅葉の復讐が不可能になってしまう。
セリフイメージ
「良いのか、フォール。協力してやらないぞ。俺がいなければ君は武器も手に入れられないんだぞ……分かっているのか?」
(10月4日追記キャラ。使うと思います)
・
男性、青い髪。
四月から秋山紅葉の通う高校にやってきた三十代後半の体育教師。気さくな性格で生徒からの人気は高く、茶目っ気のある発言から『話の分かる先生』と慕われている。
妻と息子が居たが家族旅行の際、目を離した隙に『真理の会』に殺された。復讐のために秋山紅葉の通う学校の教師になる。
彼の復讐は秋山紅葉とは決定的に違っており、殺人を厭わず顔も隠さない(一般人に手を出すことはない)
『真理の会』の怪人に対する警戒心から奇跡的に捕まらずに済んでいる。
通称、『醜悪極まる怪人』
セリフイメージ
「……仲間か?」
「お前らが生んだんだろ、責任取れよ」
(下のは使うか分かんないです)
◯物語構成
一巻(十万字)、全三章。
プロローグ~1章
菊池真紘のインタビューから始まり、物語を振り返って行く。結末は既に明示されているので、そこまで向かって行く話。
主人公の秋山紅葉が学校帰りに幼馴染の菊池真紘と会い、一緒に食事をすることに。食事を終え、真紘が帰り片付けを終えてから秋山紅葉は一人、家を出る。
秋山紅葉は夜、線路沿いに真理の会と思しき集団を見つけ奇襲を仕掛ける。そのうちの一人を捕まえ尋問、情報を吐かせようとするが上手くいかず。
仕方がないと気持ちを切り替える。
また朝になり、普段通りの学校生活と夜の復讐行為を続ける。
2章
さらに真理の会の情報に迫って行く。
復讐に燃える秋山紅葉の日々の地道な行動により、漸く一歩前進する。情報を手に入れる為に更なる努力を欠かさないが、真紘や学校の友人に心配をかけない為に日常も疎かにしない。
秋山紅葉の活動とパトロンの協力により真理の会の位置が分かっていく。
3章
この章で秋山紅葉の物語が終わる。
秋山紅葉は真理の会の情報を掴み、乗り込む。構成員の名簿などを手に入れ、真理の会の全ての犯罪行為を公開するために脱出しようとするが見つかってしまい、撃ち殺される。撃ち殺した犯人は罪を認識し、自供。
真理の会で行われていたことの全てを理解し、打ち明ける事を決意する。
インタビューの終了。
週刊誌に彼の言葉が載せられる。
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