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 取調室の中は少し暗い。二本ついている天井の電灯の片方が切れたまま放置されているからだ。一本だけの電灯で薄く照らされる金井幹雄の顔は、不気味に笑んでいる。まるで心のどこかで勝ち誇っているかのような顔だ。


 身を引いて顔をそむけている貴島茜は、小さな声で言った。


「何を馬鹿な事を」


 金井は背もたれに背中を戻すと、鼻で強く息を吸ってから言った。


「俺、実は最初から気づいていたんだよ。香水さ。その、あんたの香水。高そうな香水のいい香りだ。どこかで微かに嗅いだ気がするんだ。あの現場だよ。なんとなくだが、あの現場に香りが残っていた気がする。だから、あんたの事は初めから疑っていたのさ。それで、あんたがいる前では、矢神さんにも本当の事が言えなかったんだ。だけど、言わなくてよかったよ。こうして、あんたとサシで話しができたからなあ」


 金井は顎を上げてニヤリと笑った。


 金井の推理は当たっているはずだ。僕も一つだけ驚いた事があるからだ。僕が撃たれた時、振り向こうとして側頭部を撃たれた時、銃口から広がる白光の向こうに一瞬だけ赤茶色の物が見えた。何だったかは明瞭ではないが、何か細長いものだったように思える。さっき貴島が大会議室で腕時計を覗いた時、それと同じ色の物を見た。彼女の腕時計のベルトだ。僕が生きていた時の最後に見た物の色と形に近い。しかも、さっきの隣室のドアへの細工を見ている限り、彼女は両利きだと思われる。僕を撃つ時、彼女は左手で銃を握っていたに違いない。赤茶色のバンドの腕時計をした左手で。スカッシュでの怪我と偽っているのは、実は発砲残渣による火傷だろう。


 貴島のことを強く睨んでいる僕の隣で、金井はニヤニヤとしながら彼女に話し掛けていた。


「どうだい、ねえちゃん。取引しねえか。俺を何とか無罪にする方向に事を進めてくれれば、俺はあんたのことを誰にも言わない。どうだ、そういう事で」


 貴島茜は考えている。金井の面前ではポーカーフェイスを気取っているが、机の下では左右のつま先がピンと上がっている。緊張しているのだろう。いや、集中して何かを思考しているのか。だとすると、きっと切り返してくるに違いない。


 僕がそう睨んだとおり、貴島茜は大げさに溜め息を吐いた後、半笑い顔で言ってきた。


「どうしてよ。なんで私があなたと取引しないといけないの? あなたの部屋から殺害に使われた凶器が発見されているのよ。あなたがあの殺害現場に居たことを示す物証もそろった。あなたは現役の暴力団組員。被害者は現役の刑事。殺害動機なんて、いくらでも組み立てられるわね。これであなたを有罪にする法律構成に必要な材料は全てそろった。後は検察が頑張るだけだけど、たぶん頑張る。だって殺されたのは現職警察官だから。検察が手を抜くはずがない。当然、裁判所も厳しい態度を示すでしょうね。分かる? どう考えてもピンチなのは、あなたの方じゃない。そのあなたと私がどうして取引しないといけないわけ? 私が浅木巡査を殺したですって? どこにそんな事を客観的に示す証拠があるの。全部あなたの推測じゃない。推測、憶測、想像、妄想。手袋の話も、私は何も発言していない。全てあなたの妄想よ。頭の中の作り話。そんなものを司法は相手にしない。無視する。結局、あなたは有罪。しかも、場合よっては飯島刑事を殺したのもあなただという事になるかも。だって、また、あなただものね、殺害現場に居たの。二人も殺していたら死刑は免れないわよ。それで終わりね。すべて終わり。ご愁傷さま」


 貴島警部補は金井に対して合掌して拝むふりをして見せる。横で見ている僕でさえ、神経が高ぶる行為だ。しかも、自分が幽霊であるだけに、余計に腹がたつ。でも、僕と違って金井は冷静だった。顔色ひとつ変えずに、静かに貴島に問い返す。


「そうか? じゃあ、俺のセーフハウスで見つかったという、その凶器、拳銃だろ? それを実際に発見したのは誰なんだ? あんたらの世界では、そういうのは、ちゃんと記録に残してあるんだよな。その凶器を見つけたのって、まさか、あんたじゃないよなあ」


 正解だ。金井の言うとおり、こいつのセーフハウスを調べた際に、凶器の「COP.357」を発見したのは、この貴島茜警部補だ。それだけではない。僕の遺体の頭から取り出された弾丸から辿って拳銃屋の戸田海斗を特定したのは、実はこの女だ。その本名と住所を割り出したのも。川名巡査が持ち込んだ専門書を読んで方法を見つけたようなことを言っているが、初めから方法を知っていたに違いない。どう考えても、あの短時間で理解するには高度過ぎる知識だから。それに、SATの急襲についても、戸田に知らせていたのだろう。戸田の反応が早過ぎたのも頷ける。きっと、抵抗を焚きつけたに違いない。戸田海斗がSATに射殺されるように。


「でも、マズいのは、それだけじゃないだろ? あんた、もしかして、浅木さんが追っていた掃除屋とかいう殺し屋の件と関係があるんじゃないのか。ウチの組の会長がうとんじていた例の闇サイト、パラディソスとか言ったけかな。俺が得ている裏情報では、フォルトゥーナとか言うそこの管理者は女だということだが、もしかして、あんたがそのフォルトゥーナなんじゃないのか?」


 そうだ。こいつだ。貴島だ。この女は隠しているが、貴島茜は、本当はIT分野に精通している。しかも、自力で警察のファイヤーフォールを突破できる程に高度なプログラミング技術を有している。だとすると、本庁のサイバー犯罪対策課の特別専従班の追跡をかわし続けている闇サイト「パラディソス」を操作しているのが彼女だとしても、不思議はない。いや、彼女ならできるはずだ。しかも、リアルの世界で自らの職権と人脈を利用して捜査情報を事前に得ているとしたら、捜査の網を搔い潜る事など造作ないはずだ。そして、この女がフォルトゥーナの正体だとしたら……。


 貴島茜がペンに蓋をした。それを懐中に戻しながら、上身を椅子の背もたれに倒す。動作を作って間を稼いでいる。また何か仕掛けるつもりか。


 貴島茜は深く椅子に座ったまま、金井をじっと見て片笑んだ。


「ふーん。ただのチンピラじゃないのね。意外と頭が切れるんだ」


「やっぱり、フォルトゥーナはあんたなんだな。現職の警官が犯罪闇サイトの管理者か。恐れ入ったぜ」


 貴島茜は軽く笑った後、左の肘を椅子の背もたれに乗せ、スカートから出た脚を組んだ。彼女は髪をかき上げながら言う。


「もし、私がそのフォルトゥーナだとしたら、どうだというの? それであなたの殺人の罪が軽くなる?」


 金井はまた机を叩いた。


「だから、俺はってねえって言ってるだろ! 浅木さんを殺ったのはあんただろうが! あんた、掃除屋の殺人事件を追っていた浅木さんがパラディソスに辿り着いたのを知って、焦ったんだろ。いずれ捜査の手か自分に届くんじゃないかと恐れた。だから、浅木さんを殺ったんだな」


 貴島茜は顔の前でパチパチと手を叩きながら、きれいに並んだ前歯を見せた。


「すっごーい。そこまで考えているのね。えらい、えらい。じゃあ、ご褒美に教えてあげる。そうよ、私がフォルトゥーナ。パラディソスを作ったのは私。浅木巡査を殺したのも、私。ぜーんぶ私よ。大正解。満点じゃないの。すごい、すごい」


 貴島茜は首を縦に何度も大きく振った。まるで子供向けの劇で演じるマスコットキャラクターのように。こんな貴島を見たことは無い。僕は驚きよりも若干の恐怖を感じた。この女は自分が発言している内容の重大性を認識しているのか。お道化どけと共に暴露する内容ではない。いや、お道化ではない。これが本来の貴島茜なのか。それともまだ何か策を講じているのか。


 訝し気な顔をしているのは金井も同じだった。彼はマジックミラーを一瞥してから、警戒気味の口調で貴島に尋ねた。


「どういうつもりだ。隣の部屋からお仲間が覗いているんじゃねえのか」


 貴島茜は顔の前で右手を大きく横に振った。


「ああ、それは心配ないわ。鍵穴をつぶしておいたから、暫く隣の部屋には誰も入れないの。だから、ここでのあなたとの会話は誰にも聞かれていないし、見られてもいない。私とあなただけの、ひ・み・つ」


 隣室の鍵の細工の正体はこれか! この女は、当初から金井にここまで話をするつもりで、あらかじめマジックミラーの向こうの隣室に人が入れないようにしていたんだ。


 これが、この女の本当の姿だ。貴島茜は計画犯罪者。そして殺人者。とんでもないサイコだ!


 幽霊なのに鳥肌を立ててしまっている僕の隣で、金井は冷静に貴島に対処していた。


「どうして、あの夜あの場所で俺と浅木さんが会う事を知っていたんだ」


「ばっかじゃないの。あんた達、メールボックスに上書き保存する方法で遣り取りしていたでしょ。全部丸見えなのよ、私からは」


「ハッキングしたのか。俺と浅木さんの会話を覗いていたんだな。このデバガメ女が!」


「あら、随分と古い言葉を知っているのね。でもね、私はそんな下品な事はしないわ。それに忙しいし。あなた、自分の作ったメールがこっそり自動でコピーされて私の方に送られていることに気付いてないでしょ。しかも、その後に上書きしてくれるから、私が仕込んだルーチンどおり裏送信した痕跡まで全て消去してくれる。ネット上のメールサーバーの中でね。他国にある民間の外部サーバーは警察でも簡単には調べられないし、調べてもどうせ分からない。有り難かったわ、その都度しっかり証拠隠滅してくれて」


「こいつ、とんでもねえアマだな。竜崎さんが危険視するはずだぜ。シマにこんな奴がいたんじゃ、たまったもんじゃねえ」


「やめてよ。私はそんな危険な女じゃないわよ。あなた達に言われたら、本当に危な過ぎる女って事になっちゃうじゃない。パラディソスを作って、ただ楽しんでいただけなのに」


「じゃあ、そのパラディソスでウチの組のシマを荒らしたのはなぜだ。どこか他の組の依頼か」


「まさか。それに、私はあなたたちの縄張りを荒らすなんてつもりは無かったわよ。私はただ、罪を犯しそうな人たちを集めて、その中から検挙し易そうな人を見つけたかっただけ。結果として検挙した人間に薬物犯が多かったのは、たまたまよ」


「なるほど、検挙実績か。自分の成績を上げるために、あのサイトを作って犯罪に誘導していたんだな。で、管理者として覗いた情報を基に、そいつらを逮捕する。そりゃあ、百発百中だよな。遣り取りを覗いて何もかも知っている訳だから。ウマい手だぜ。でも、そのでマズい事になったな。あんた、竜崎さんが雇った、あの掃除屋とかいう殺し屋に狙われるぞ」


「脅しても無駄よ。さっきから言っているけど、あなたは浅木巡査殺しの罪で有罪。こうして客観的な証拠は揃っているから。浅木巡査殺しの件に片が付けば、その分の人員を飯島刑事殺しの事件捜査、つまり、その掃除屋とかいう殺し屋の捜索に投入できる。どうせそいつなんでしょ、飯島刑事を殺したの。まあ、またここに帳場が立つことになるけど、そうなれば、あとは時間の問題ね。日本の警察の優秀さは、あなたが一番よく知っているでしょ。もう掃除屋さんのお掃除はお終い。すぐに捕まるわ。それに、その頃にはもう、私、日本に居ないだろうし。この件が済んだら、すぐにインターポール経由でイタリアの警察に出向することが決まっているの。だから、その掃除屋ともパラディソスとも、おさらばなのよ。Arrivederciアッリヴェデルチ!」


 きっとイタリア語で「さようなら」とか言ったに違いない。僕が彼女を第一容疑者だと睨んだ理由の一つはこれだ。詳しくはないけれど、たしかイタリア語はラテン語にルーツを持つ。パラディソス、フォルトゥーナ。どちらもラテン語だ。貴島茜の次の赴任地はイタリア警察。当然、言葉は身に付けているだろう。それに、理由はもう一つある。彼女はインターポールに出向する形でイタリア警察に赴く予定だ。当然、現場の警官についての情報も得ているだろうし、予習もするだろう。負けず嫌いな彼女のことだ、現地の警官が装備している武器についても、あらかじめ情報を得て、もしかしたら実際に手にして練習していたのかもしれない。僕の殺害に使用された小型拳銃「COP.357」はインターポールの警官が補助の武器として装備していると彼女自身が言っていた。その同型拳銃の模造品を戸田海斗から購入するのは容易だったはずだ。だって、戸田が改造拳銃の闇売買に利用していたサイト「パラディソス」の管理者は彼女なのだから。そして、その拳銃で僕を殺害した。きっと予定では、僕の事件の捜査に関与し、戸田を犯人に仕立て上げるつもりだったのだろう。ところが、そう甘くは無かった。僕を殺した罪を戸田に着せることに失敗した貴島茜は、罪を着せる相手を金井に変更した。そして、彼女にとって都合の良い方向に事は進んでいった。警察は金井犯人説を前提に、堂本会と手を組み、金井が抹殺されるのを黙認しようとした。彼女としては内心嬉しくて仕方なかったはずだ。ところが、竜崎が雇った掃除屋という殺し屋の存在が判明する。もし掃除屋に金井が殺されてしまうと、少し面倒なことになる。金井は只の被害者となり、僕を殺した犯人は掃除屋だったのかという点から捜査が組み直される可能性があるからだ。彼女としては金井が堂本会によって消されるか、こうして警察に逮捕されて犯人として仕立て上げられた方が勝手がいい。でも、できるなら金井には消えてもらいたい。それで、あの路地裏のセーフハウスの現場で彼女は金井を誤射に見せかけて撃とうとした。鞆橋課長たちの現場検証は間違えている。普通の警官は銃声を聞けば反射的に身を屈めた後、銃声がした方角に顔を向ける。自分が撃たれるかもしれないから状況を把握するためにそちらを向く。でも、僕にはその必要が無い。僕は既に死んでいるので、弾は当たらない。だから、僕は見ていた。銃声がした瞬間、金井の方を。彼の安全を気にしていたから。その後で貴島の方に目を向けた。小山巡査は路地に飛び出してきた金井を捕まえようと車から降りてすぐの事だったし、銃声と同時に視線を貴島に向けたはずだから分からなかったのかもしれない。もう一人の男性警官も視線は貴島あるいは彼女が握っていた拳銃に向けられていただろうから分からなくても当然だ。でも、僕には分かっている。僕は見ていた。彼女が撃った最初の一発の弾が金井の頭部すれすれを通過していったことを。そして、次の二発も金井の頭部に向けて放たれたことを。金井が機敏に屈んだので二発とも当たらなかっただけだ。そして、それを威嚇射撃に見せかけるために、後から、屈んでいる金井の前方の位置に二発を撃ち込んだのだ。つまり、鞆橋課長たちの現場検証の報告内容と真実は銃弾の発射順序が逆だ。貴島茜はあの場で金井を殺そうとしたのだ。その後、金井が生きたままこうして捕まると、今度は証拠の捏造に走った。それも、昨夜の取調べの際にそこの筆記机に座って証拠品保管袋に貼られたシール上の番号を自分のメモ帳に書き取ったはずだから、もともとプランBとして構想していたのだろう。金井のセーフハウスで、鑑識が入る直前に、鞄から「COP.357」を取り出して、矢神警部の目を盗み、水槽の裏に隠したのも彼女だ。僕は全部見ていた。鞄から素早く銃を取り出し、それを躊躇なく水槽の裏に忍ばせ、白々しく驚いたような声を上げて発見を演出する貴島茜を。あの拳銃を鞄の中にずっと忍ばせていたのだから、彼女はそれも当初から計画していたのだ。つまり、僕の殺害も含め、この一連の犯罪行為を、貴島茜は計画通りに進めている。この女、やはりとんでもない奴だ。


 僕が強く彼女を睨みつけている隣で金井は横目で彼女を見据えて片笑んでいた。


「そう余裕ぶっこいていていいのか? あの掃除屋とかいう奴は、相当にヤバい奴だぞ。実際にこの署の中で飯島さんをぶっ殺したんだからな。あんたを殺すことなんて、奴にしてみればたわいない事なんじゃないか?」


「そうかしら。私は飯島刑事とは違うの。キャリアなのよ。彼のような平刑事は普段からこんなオンボロ庁舎の所轄警察署で働いているけど、私が今夜戻る所は警視庁ビルなの。テロ対策のためにセキュリティは厳重。簡単には入れない。しかも、この私は、オフィスも更衣室も、トイレも、ノンキャリ連中とは別。そんな私を狙うのって、大変でしょう?」


 貴島茜は組んだ両手の指の上に顎を乗せて机に肘をついた。金井をからかうように艶めかしさを演出しながら、静かに彼を脅迫する。


「それにさ、一応言っておくけど、飯島刑事を殺害したのが掃除屋だとは限らないでしょ」


「どういう意味だ。さっきあんたが、殺したのは掃除屋だろうと……」


「あれは矢神とかいうおじさん刑事の見立よ。彼、分かってないのよねえ。裁判で有罪か無罪かはね、証拠で決まるの。証拠で組み立てられた事実で。その証拠は誰が集めるの? 私たち警察でしょう。つまり、事実は私たちが作るのよ。証拠の集め方次第では、どうにだって組み立てられる。もしかしたら、飯島刑事を殺したのは金井幹雄かも」


「てめえ……」


「可能性の話よ。だって、あれだけ他人から恨みをかっていた刑事なんだから、容疑者は他にいくらでも……」


 誰か入ってきた。誰だ?


「――ああ、相良警部補、どうされました?」


 貴島は急に声色を変えた。椅子から立ち上がり、凛とした姿勢を作って相良に会釈する。さっきまでの横柄な女とは全くの別人のようだ。


「ああ、お疲れ様、貴島警部補」


「え? 何をしているんですか、相良警部補」


 ドアを閉めた彼は、入ってすぐ横の筆記机の椅子を引き出し、それを斜めに倒してドアノブと床の間に挟み込んだ。例のとおり、あれでは外からドアが開けられない。


「ちょっと、相良警部補、いったい何のつもり……!」


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