④オタクはアニメのその後を知らない。
青いバック
プロットです
④オタクはアニメのその後を知らない。
参考作品なし。
○世界観
アンノウンと呼ばれる人々が暮らす世界と現実の世界がある地球。アンノウンはアニメの世界のこと。ただし、アンノウンの世界はアニメため、アニメが変われば世界自体が変わってしまう。暮らす人々も容姿を変え、アニメの人物として振る舞う。
現実の世界。ここは普通の世界。アニメの世界の外側。アニメの世界、アンノウンは内側の世界。二つの世界が存在している地球の話。アンノウンは外側の世界を認識しているが、外側の世界の人間は内側の世界のことは知らずに生きている。この世界のアニメはアンノウンによるドラマみたいなものだ。
外側の世界が1つ新しいアニメを作る度、それがアンノウン側に伝達、共有され姿形は勝手に変えられていく。
アンノウンの命はあってないようなもの。そのため、命を見出すような存在は排除される。
アニメの世界とは。アニメの世界とは、自分達がテレビ越しに見ているアニメキャラクターの世界。でも、そこにはアニメキャラクターはおらず、アンノウンという人物が姿を変えているのが実態。これを世界の内側と呼ぶ。この世界はアンノウンマザーが仕切っている。
現実の世界とは。アニメの世界とは対を成す存在。アニメの世界を見ているのが、この現実の世界になる。現実の世界は、作者達が生きている世界と何ら変わらない。これを外側の世界と呼ぶ。もちろん、こっちの世界にはそのような人物はいない。
○主要キャラクター
内側の主人公 アンノウン(エミリー)
性格はない。が、外側の主人公と触れ合い、性格と感情を徐々に手に入れていく。感情を手に入れたあとの彼女の性格は、一喜一憂、喜怒哀楽が豊かな少女となる。アンノウンに年齢はない。姿形はアニメのキャラクターになるため、不確定であるが、キャラクターになる前の姿。つまり、元の姿はマネキンのようである。アンノウンはキャラクターになり演技した時の記憶は無くなるが、アニメには2期とかがあるため姿だけは記憶されている。2期があるときだけは、一時的に記憶は復元される。彼女にはマザーになれる素質があり、それ故に消される運命となる。そして、このマザーの素質が彼女が感情を手に入れることができる理由でもある。
セリフイメージ
『私はエミリー。貴方は成瀬。これが名前?』
『これが感情……? ふふっ。なんだか、温かい』
『お母様。いえ、マザー』
『……信じたいもの。マザー、私は私が信じたいものを信じます。それで良いのですよね? 成瀬』
補足 彼女はアンノウンの中で唯一好奇心などが強く、外の世界の存在に夢を抱いている。
外側の主人公
性格はオタクといった感じの人。生まれて染めたこともないほど、一部だけ真面目な性格をしている。酒も煙草もしない。何故ならば、グッズにおかねをかけられなくなるから。それぐらいオタク気質である。頭がいいかと聞かれたら、悪い方である。学生時代はアニメに没頭しすぎてアホになった。しかし、正義感などは強く、自分が許せないことが起きると激怒する。
ビジュアルは、髪の毛は、真っ直ぐに伸びきっていて真っ黒。顔は端麗で、友人からはその性格とアホではなかったら、かなりモテると言われるほどに。玉に瑕というのがお似合いな主人公。ちなみに筋肉質。俳優で例えると、山崎賢人である。
セリフイメージ
『……尊死。我、尊死』
『美少女を家に招き入れてしまった。これは犯罪か……否か。脳内裁判を開こう』
『何も知らねえくせにペラペラと口を開くんじゃねえ!』
『相手が見てきた物より、自分の目で見たものを信じろよ!そこにちゃんとあっただろ!? あれはなんだったんだよ!』
アンノウンマザー 内側の世界を統帥する、言ってしまえば独裁者である。彼女は、アンノウンであっても、感情を持ち合わせている。性格は厳格で、頭でっかちで話をなかなか聞かない厄介な人。姿はマネキンのような姿である。アンノウンのため、年齢はない。
アンノウンマザーになれる素質があるものは、全員消してきてる。自分が常に上を立つために、マザーの素質を在るものは消すという主義。
セリフイメージ
『……感情なんてものがあるから貴方とは会話が出来ないのです。怒鳴りつけ、物事の本質を見ない。貴方は私たちのその後を知らなくて良いのですよ』
『私達アンノウンに感情なんて不必要なのです。感情なんてものが芽生えてしまうからこのような事態が起こってしまう。いらないのですよ、感情など』
○物語構成。全五章構成予定。
○一章 アンノウンが内側溢れ出る知らない感情(好奇心)から外側の世界に繋がる扉をくぐるところから物語はスタートし、場面をここから外側の世界の方へ移す。アンノウンの謎は、最初の内は明かさずに進めていく。大体起承転結の転ぐらいになったら、アンノウンと成瀬を合わせる。合わせるまでは、成瀬の日常を書いてゆく。そして、二人を合わせてアンノウンを家に招き入れたところから、アンノウンが外側の世界に飛び出した瞬間とその前を書く。その前とは、アンノウンの日常。日々どう行動して、感情を持たないアンノウンたちはどのようなのか、それらを書く。感情を持つ主人公アンノウンと、他のアンノウンの違いもここら辺で書いておきたい。無理そうだったら、二章とかへ持ち越し。なるべく、情報はキツキツにしない。
成瀬とエミリーは家の近くで出会う。
成瀬が招き入れた理由はアンノウンがあまりにも非現実的な存在で心が惹かれたから。
成瀬が非現実的だと思った理由は、今自分が見ているアニメのキャラクターと瓜二つの姿をアンノウンがしていたから。これはアンノウンがそのキャラクターになった時に外側の世界へ飛び出したせいである。招き入れたのは、成瀬のオタク気質な部分が起因となっている。
そして、アンノウンの回想は終わり、場面はまた外側の世界へ。ここの回想が終わった時に、成瀬が家にアンノウンを招き入れたことを後悔し始める。性格とアホのせいで、女子との接点を持ち合わせてない、成瀬は部屋を物色するアンノウンにどう接するべきか頭を悩ませる。アンノウンは色々なグッズが置かれている成瀬の部屋に興味津々に見て回る。
グッズは置かれているが汚くない部屋。でも、アンノウンにとっては知らぬものが置かれている未知なる場所。未開拓の森のような感じ。とりあえず成瀬は非現実的存在アンノウンにどこから来たのか、君は何者なのか、何が目的なのか、そして名前を問いただす。が、答えはもちろん分からない。アンノウンに、質問は無意味。自分で考え、答えを導き出すということがこの時点ではまだできない。
困った成瀬はとりあえず彼女を置いておくことにする。次の日の朝アンノウンは横にならずにずっと座っていた。成瀬はそれに驚き、寝てないのかと聞くと、寝るとは何かを聞かれてしまう。寝るという基礎的なことすらしなくていいアンノウンにますます成瀬は心が惹かれていく。この惹かれるは、まだ恋愛という感情ではない。
成瀬は、歯を磨くこと、顔を洗うこと、ご飯を食べること、朝の一通りの行動をアンノウンに教え込む。そして、朝ご飯を並べアンノウンにも食べるように言うと、アンノウンはご飯を食べ始める。消化器官などはある設定。食べる時に成瀬はアンノウンに寝る前考えておいた名前を名付ける。その名はエミリー。自分のアニメの推しから取った名前である。以後、アンノウンはエミリーと書く。
二人の日常風景を通して、エミリーが感情を手に入れていく。
二章 成瀬はエミリーとの生活に慣れてきていた。エミリーも外側の世界に慣れてきていた。その時、成瀬の友達から成瀬へ山へキャンプしに行かないか?との連絡が届く。成瀬はエミリーに外の娯楽を教えるいい機会だと思い、山へ行くことにする。エミリーは、初めてのキャンプに浮かれる。川へ行くかもしれないから、エミリーの水着を買いに行こうとするが、成瀬は女子の水着売り場に入れない意気地無しであった。ともまあ、入らなければ始まらないので成瀬は結局入ることになる。オドオドしながらも水着を買い、店を後にする。そして、キャンプに行き、海へ行く。ここでマザーも動き始める。
三章 マザーが動き始め、追っ手のアンノウンが成瀬達を付きまとう。追っ手のアンノウンといっても、戦闘能力はなくただの隠密部隊なもの。そこで仕入れた情報はアンノウンマザーの脳に直接インプットされる。そのため、部屋などが割り出される。アンノウンマザーはエミリーを泳がし生活を監視する。自分が完全なアンノウンマザーとなるため。そんなことを知らない二人は相も変わらず変わらない日常を送っていた。エミリーも成瀬が出ていったあとは、洗濯や掃除など色々なことをこなせるようになっている。成瀬が、会社から帰っている時に背中に視線を感じて、ここで監視されていることに初めて気づく。エミリーはこの存在を知っており、頭にケーブルを指す場所があり、パソコンに繋げることが可能である。パソコンからアンノウンのデータを抜きだすことができ、アンノウンマザーがこっちの世界に来ていることに気付く。しかし、場所までは分からないので当分の間は何をされるか分からないので、警戒をして生きていくことにした、次の日にエミリーの姿は成瀬の家から消えて三章終わり。
四章 成瀬は消えたエミリーを探しに家を飛び出す。しかし、行方もなく手がかりもないためエミリーは見つからない。会社にも行かないといけないが、そんな場合では無いため会社は休む。成瀬は、エミリーと行ったことのある場所を全て回るがそのどれにもエミリーはいない。エミリーは深夜のうちにマザーに内側の世界へと連れ去られ、消されることになっている。この時点で消すまでの猶予は五日間。成瀬はもちろんそれは知らない。仕方なく家に帰った成瀬は昨日自分を付けていたアンノウンに希望を抱く。昨夜、成瀬達はこのアンノウンから情報を抜き出した。もしかしたら、昨夜の映像が残っているかもしれない、と思い希望を抱きながらパソコンに繋げると、そこには連れ去られるエミリーの姿が映っていた。アンノウンは動かなくなっていただけであった。しかし、この情報はすぐにアンノウンマザーへとインプットされてしまう。そう、ここまではアンノウンマザーの罠である。情報をインプットされるアンノウンをわざわざ、成瀬に見つからせその日のうちにエミリーを攫い、そして成瀬がこのアンノウンに縋ることも全て織り込み済み。
アンノウンマザーは成瀬を害をなす人間と判断し、内側の世界へおびき寄せることにしたのだった。
アンノウンマザーは扉を使い、内側の世界へ帰って行っていた。アンノウンマザーは内側の世界への扉をどこにでも作る事が出来る。内側の世界から外側の世界へ自由へ行けるのはアンノウンマザーのみである。マザーの素質があるエミリーもできるが、まだ不完全な覚醒なため内側の世界にある禁じられた外側に繋がっている扉を使った。
アンノウンマザーはその扉をあえて家に残して、成瀬が来るように仕向ける。成瀬はゴギブリホイホイに捕まるゴキブリのように、その扉をくぐり内側の世界へと足を踏み入れて、四章終わり。
五章 成瀬が内側の世界へ入った所から始まる。内側の世界は薄暗く、足元が悪いため成瀬は壁にぶつかりながら光が明るい方へ行く。明るい方へ行った先には、自分がいつもテレビ越しに見ているあのキャラクター達が笑って動いていた。そこは撮影場所であった。成瀬は目の前で起こっていることに対して、気持ちの整理が付かずに興奮と困惑が一同に襲う。しかし、そこのキャラクター達はカチンという音が鳴ると急に魂が抜けたようにぽつんとそこに立ち尽くしてしまう。もちろん、キャラクターの正体は感情のないアンノウンのためこの音が鳴ると停止するように作られていた。成瀬は止まったキャラクター達に近付き凝視する。非現実だった推しのキャラクターが目の前にいることに興奮するが、エミリーを助けなければならないという気持ちからその気持ちを殴り消す。撮影場所を後にした成瀬は内側の世界を走り回り色々なものを見ていく。まずはアンノウンが眠っている場所。マネキンのようなアンノウンが眠っている場所は少しホラーテイストにする。次にアニメの小道具入れ。アニメの小道具はアンノウンと同じ素材で作られている、成瀬は2つほどくすねていく。で、アンノウンマザーの場所へ行くと、磔にされたエミリーを見つけて激怒する。アンノウンマザーは成瀬を嘲笑する。笑われた成瀬は頭の中でアイツに爆弾を投げつけてやりたいとアニメの小道具を持ちながら思うと、小道具が爆弾に変化する。成瀬はなぜ変わったのか分からないけど、とりあえずアンノウンマザー目掛けて投げる。もちろん、それはちゃんとした爆弾なのでアンノウンマザーの目の前で爆発する。
爆風で磔にされていたエミリーも落ちる。成瀬は急いでキャッチしてエミリーは助かる。アンノウンマザーは激怒し、2人に容赦なく攻撃を降らせる。成瀬はアニメの中で見た俺が考えた最強防御アイテムを想像し、アニメの小道具はその姿に変えて攻撃を防ぐ。成瀬はオタク気質なので、この物体の性質を直ぐに理解する。ここからはちょっと戦闘寄りにする。エミリーは成瀬との交流の中で気持ちの正体を見つけていた。そして、成瀬とこれからも二人でいたいと願うことにより、マザーの素質は開花し完全なるマザーへと変貌する。エミリーはマザーとなったことで、好きなアニメのキャラに変化することが出来て、戦闘能力も手に入れる。アニメの小道具を変化させて戦う成瀬を守る形でアンノウンマザーとの決戦が始まって、勝利する。勝った二人は、外側の世界へ帰る。ここから二人は内側の世界と外側の世界を行き来して、エミリーの頭の中に入ってきた、アニメの制作を手掛ける。これにて、話が終わり。
1巻では、アニメグッズ屋。映画。図書館。仕事場。飲み屋。色々な町へ出かけ、色々なものを見て『あれは、これは?』と不思議がるエミリーを可愛く書く。というよりかは、エミリーは常に可愛く書く。これは最終になった時の可愛さを底上げするため。
2巻では、成瀬の親友と山へ行ったり、海へ行ったり、花火する所を書いていき、アンノウンマザーが動き出していることを書く。ここで、エミリーに友達が出来る予定。一巻、十万文字前後の予定である。
一巻で一章。二巻で二章半分。
○補足・その他
外側の世界の時は成瀬視点となる。内側の世界へなった時はアンノウン(エミリー)目線となる。地の文では読者に分かりやすくするため、アンノウンと書いているが成瀬はアンノウンという名前は知らない。成瀬がアンノウンという名前を知るのはマザーが来てから。エミリーは常に成瀬の好きなアニメのキャラの格好をしているため、成瀬は気が落ち着かない生活を送る羽目になっている。
成瀬の好きなアニメのキャラクターの格好は、腰まで伸びた長い黒髪のセーラ服少女である。もしかしたら、エミリーという名前は消えるかもしれない。
今のアンノウンマザーは不完全で、外側の世界と触れ合ったアンノウンマザーが完璧な姿。
アンノウンはアンノウンマザーの頭の中のイメージを具現化して色々な形になるため、アニメの小道具も爆弾へと変化する。
アニメ会社はもちろん存在している。この世界のアニメ会社はアンノウンマザーが統括しており、セル画などはせずそのまま内側の世界へと行く。
簡単に言ってしまえば、この世界の動く絵=アンノウンである。
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