登場人物紹介 その4
・プリジスタ・ガーランド(人間、13歳)
亜麻色のショートカットヘアをした美少女で、ロラメットの導士会議のメンバーでもある大富豪ガーランド家のご息女だが、とんでもないおてんば娘で、符学院悪ガキ三人組のリーダー的存在(というか他の二人は彼女の道連れ)。
弓術が得意であるも勉強の方は今一で、そのため小遣いを上げて貰えないのが悩みだが、行動力だけは定評がある。
父親は一人娘の彼女を密かに溺愛しており、表面上は厳しく接しているが、裏ではリオナに学友役を頼むなど、いろいろと便宜を図っている。
彼女の将来の夢は、どこぞの王子様と結婚することだが、それが叶うのかどうかは未だ作者すら知らない……。
・リオナ・ハイドレア(人間、13歳)
黒色長髪の冷静沈着な少女。護符専門のトレジャーハンターの祖父に、幼い時分から引き連れまわされ様々な死にそうな目に遭ってきたため、心身ともに鍛え上げられ、いわゆる盗賊スキル的な技能がどえらいレベルに達している。
その能力を幼馴染であるプリジスタの父親に高く買われ、上記の頼み以外にも政敵である符学院学院長の弱みを握るため、潜入捜査官みたいな仕事を依頼されていた。
父親が遊び人で実家は火の車なため、家計を助けるために依頼を引き受けていたが、プリジスタのことは憎からず思っており、密かに彼女の野望を後押ししていた。
・ソル(偽名、人間、13歳)
赤毛っぽい髪でおかっぱ頭の気の弱そうな少年だが、本作の少年キャラの宿命として、早々と突っ込み気質少年キャラ第三弾と化したw
グルファスト出身のためロラメットで孤立していたところ、プリジスタとリオナに無理矢理気味に悪戯仲間に引きずり込まれた。
だがその正体は、グルファスト第三王子ことソリタ・アーガメイト・グルファストだったとさ。
結構貴重な護符を有しているが、直接戦闘に用いるものではなく、間接的なものが多い。
・エレンタール(魔竜、年齢不詳)
いわゆる符学院の女神竜像であり、エリザスの実の姉。モチーフはもちろんギリシャ神話のゴルゴン三姉妹である。
バカ妹のとばっちりを受けた形で魔獣化された、意外と可哀想な人だが、魔竜になった後はエリザスをすさまじく憎んでいる様子である(もっとも理性はほとんど残っていないが)。
ただ、その美貌は損なわれず、恋の叶う名所になってしまったほどであり、符学院の多くのリア充カップルに感謝されている。
・オルセノン(リザードマン、16歳)
トピナ湿原に住む小部族のオスのリザードマン。身体が小さく、うまく脱皮できないのが悩み。
あらすじにリザードマンも書いたからにはいつか患者として出さざるを得ないとは決心していましたが、そもそもリザードマンってどんな病気になるんだよ!?とかなり苦労しましたよ、ええ。
ソード・ワールドの短編にかなり詳しいリザードマンの生態の描写があったので、いつの日かあんな話を書いてみたいという思いは二十年近く抱いていたんですけど、いざやってみると難しいもんですね。
余談ですがその話に出て来たリザードマンに育てられた少女のシアちゃんのその後の話をド◯マガに投稿したら(巨大胎児姿のグロデーモン登場)採用されたのはいい思い出です。
もっともグロいネタばかり送っていたら山本弘氏にイエローカードを喰らったのはほろ苦い思い出ですw(二十年前とやってることが変わらん…)
・マキシピーム(リザードマン、年齢不詳)
オルセノンの部族の長老で、たぶんメスではないかと思われる。
彼の三倍近くもある巨大な体躯を誇り、また、並の人間以上の豊富な知識を持つ。
総身脱ぎに最近とても時間がかかり、歳を取ったものだと嘆いているとか。
※すみませんがまた3日間休ませていただきます!次の更新は4日後の4月23日です!タイトルは「白亜の建物」です!お楽しみに!
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