第2話 途絶えた連絡

彼を思い出した凉子は連絡をとろうとする

しかし

アナウンス「お客様のおかけになった番号は現在使われておりません」

そんなアナウンスが流れた

親友と私はそんなベタベタするとかよく会うような関係ではなかった


お互いに仕事もあるし生活スタイルが違うというのもあった


そのアナウンスを聞いても特に気に求めなかった

携帯を解約したり電話番号を変えたりはよくあったからだ


また偶然会った時にでも聞こうとそう思ったのだった


それからしばらく月日が流れた

凉子は相変わらず忙しい毎日を送っていたのだった

まだまだ在宅勤務をしている


しばらく飲みに出掛けたり、カラオケに行ったりしていない


そして親友とも音信不通だった

親友とは小学生の頃から地元が同じだった

小学校ももちろん一緒違ったのは中学からだった彼は別の中学校に行った


少し寂しかった


まぁ会えないだけで元気にはしているだろうと思った

それが私と彼の親友関係だったから

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る