第19話 青いロボット
「この人狂人だわやっぱ。ってか本当に覚えてないの??????」
「ああ、本当だ。俺に弟なんていなかったはず」
「あっそう………」
眞田氏は手を叩くと、イスが宙に浮いた。
「コロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤル」
「怖い怖い怖い怖い」
次の瞬間、床から赤と白の棒が出てきた。側面に赤丸が3つある。いつのまにか眞田氏は消えていた。かと思いきや、テレビの画面に映っていた。
「ハッハッハッハ…ハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!」
1番下の赤丸から赤色のレーザービームが出てくると、棒が回り始めた。
「……なんだ?」
「おいちょっと待て、来るぞ!!!!!!跳べ!!!!!!」
「うわぁ⁉︎」
高島はレーザービームを飛び越えることができた。
「物理的に1本ぐらい飛び越えるのなんて簡単。企業にとっちゃ、この1本を飛び越えるのが難しいんだ」
今度は3つ全ての赤丸からレーザービームが出てきた。
「なんかミニゲームみたいだな」
「あんなん跳び越えられるか!!!!!!」
しかも棒の回る速度は、徐々に速くなっている。
「ハッハッハッハ…ッハッハッハッハ…ハッハッハッハ…ッハッハッハッハ」
「社長絶対サイコパス」
高島は棒付近を走り、ぎりぎりのところで回避した。
「ハァハァハァハァハァアハァハァハァ」
↑息切れしてるのは眞田氏です。
「笑いすぎだ(こっちは走ってたんだけどね)」
「……くっそ、まだいんのか!!!!!!ならば私が直々に手を下そう!!!!!!」
彼は上から降りてきた。
「そのイスにずっと座ってるんですか?」
「ああそうだ」
「やっぱり……」
「雑談してる暇はない!行くぞ!!!!!!」
『サードパーティー』
どこからともなくロボットたちが出てきた。
「あいつを泣かしてやれ(笑)」
「直々に手を下すんじゃないのかよ!」
ロボットはかなり多く、さらに中には、青いロボットもいた。
「あの青いロボットはなんだ?」
青いロボットは筒を出すと、手に嵌めた。
「ドカン!!!!!!」
「ぐわぁ!!!!!!」
突然高島は吹き飛ばされ、壁に激突した。
「……まさかあれ、ドラ◯えもんか⁉︎」
「おいちょっと待て!隠せてないぞ!!!!!!」
「ああ本当だ!ドラ◯もんか⁉︎」
「それでよし」
今度は竹とんぼを出すと、頭につけた。やはり空を飛んだ。
「ヤバい!空を自由に飛んでいる!」
「上空から攻撃してくるぞ!!!!!!避けろ!!!!!!」
青いロボットは銃を出すと、乱射した。
「ショック◯ンじゃん!あれ使ってみたかったんだよね」
「おい前見ろ」
目の前にはスライム状の電気があった。
「なんだこれ」
どうやら周りにもたくさんあるらしい。
「その『バス・マーケティング』は放電するスライムだ!!!!!!ハッハッハッハ」
「その厨二病感のある技名はなんなの?」
「いやこれ企業用語」
「なんでお前は知ってんの?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます