ミッション8-① 断って逃げる

主人公「だ、大丈夫です。それじゃあ。」


彼女「あ……」


【主人公】は申し出を断ると、駅に向かい、一番直近の電車に乗れる切符を買って電車を待った。


主人公(早く来い早く来い早く来い……)


15分程待つと、電車が遠くから向かってきているのが見えた。


主人公(来た!)


ようやく逃げることができる。

そう思った瞬間だった。


ドンッ


後ろから誰かに勢いよく抱き着かれた。

その拍子に【主人公】はホームから電車が向かってきている線路に落ちた。


主人公「……【幼馴染】っ!?」


【主人公】に抱き着いたのは、【幼馴染】だった。

髪を振り乱し、ニタァッと笑っている様はとても【幼馴染】には見えない。


幼馴染「私のものにならないなら……イッショニシノ?」


主人公「う、うわぁぁぁぁっ!!!」


電車が2人に迫る。

ズドンッという衝撃とともに、【主人公】は意識を、そして命を失った。


MISSON FAILED

WORST END

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る