主人公（このまま急いで駅に向かおう。）

【主人公】は駅に向かって走り出した。

徒歩１０分なら、走ったらすぐに着くだろう。

そうして、走って駅の前の広場に就くと、【主人公】は声をかけられた。

彼女「あれ？【主人公】君ですか？」

主人公「【彼女】さん！？」

彼女「どうしたんですか？そんなに急いで。」

主人公「あ……その……」

好きな相手の前であるため、【主人公】は照れている。

だが、【主人公】は【幼馴染】のことを思い出して、顔を青ざめた。

主人公（そうだ……逃げないと。）

彼女「大丈夫ですか？顔真っ青ですよ？」

【彼女】が【主人公】の顔を覗き込む。

【主人公】の顔は青から赤に変わった。

主人公「だ……大丈夫です。」

彼女「そうですか？気分が悪いようでしたらここに座りませんか？」

【彼女】は駅前の広場にあるベンチを指さした。

主人公（……どうする？）

①断って逃げる

②座る

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