僕は結花が好きなのに、結花は勝手に僕へ女を紹介してくる。ー僕は意図的に結花の子どもに成ったのにー

小春かぜね

第1部 第1章 敵は潰す

第1話 結花は僕のもの

 この物語はフィクションです。

 設定、登場する人物、団体及び名称は一切関係有りません。


 ……


 とある日の、とある家のリビング……

 その家のリビングで男性が、女性を求めている……


 ……

 …

 ・


「ねぇ、結花ゆいか。今日も抱きしめてよ!」

「僕は……結花の温もりが欲しいんだよ!!」


「もう!///」

「あなたは、もう中学生なのよ!///」

「いいかげん、乳離れをしなさい!!///」


 僕は今日も笑顔で、結花(母親)に親子のスキンシップを求める。

 だが、結花は頬を染めて、困った表情で僕に言葉を放つ。


「そんなことを言ったって、僕は結花が好きだから仕方ないだろ!」


陽向ひなた!」

「下の名前ではなく、お母さんと呼びなさいと、いつも言っているでしょうが!///」


 僕は駄々をこねる表情で結花に言うと、結花は少し怒った表情で言ってくる!

 その表情も可愛いぞ。結花!///


「……じゃあ、お母さんと言ったら、僕のことを抱きしめてくれる?」


 僕は上目遣いの表情で、結花にお願いしてみる。


「もう!///」

「甘え上手は、あの人にそっくり!!///」


 すると、結花は呆れた表情で言った後。僕のことを抱きしめてくれる!!♪


『ギュッ!♥』


 結花は僕の母親で有るが、年齢はまだ、30代後半に入ったばかりだ!!

 近所でも、美人で優しいで通っている結花で有る。

 それに、僕は昔から結花が好きで有る。


 結花は30代後半で有るが、綺麗な黒髪ストレートヘアーで有り、結花はずっとこの髪型を維持している。

 服装もワンピースを中心とした衣類で有るから、まさに僕好みの結花で有った。


 結花は美人で有る上。身長も有るので、僕を抱きしめてくれると、ちょうど胸の辺りに僕の顔が来る!!

 同級生を抱きしめると、こんな感じに成るのだろうか?


 ついこの前では、結花のお腹付近に僕の顔が有ったのが、僕も成長期を迎えて、結花の胸付近まで身長が伸びた。


「結花~~。好きだよ~~❤」

「今日も良い香り~~❤」


「はい、はい……何時も、ありがとね!(汗)」

「まったく……///」


 僕は猫なで声で結花に言うが、結花は塩対応をしてくれる。

 結花からは女性特有の香りと、衣類から柔軟剤の香りが混じって、僕の心を落ち着かせてくれる。


 僕が小学生の時は、結花はもっと甘えさせてくれたのに……


『グリ、グリ、―――❤』


 僕は結花の胸の間に、顔を“ぐりぐり”させる。

 結花は胸も有るので、胸で遊ぶことが出来る。


 今は顔だが、将来……結花は、これより過激なことをしてくれるだろうか!///

 だが、僕が結花の胸で遊んでいると、結花は軽く右拳で僕の頭を小突く。


『コツン』


「もう、陽向。やり過ぎ!///」

「今日は此処まで!!///」


 結花は、かなり怒った口調で僕に言う。

 僕が調子に成った所為で、結花との楽しい時間が終わってしまう。


 結花は僕から少し距離を離して、困った微笑み表情で僕に言い始める。


「……陽向が、お母さんを求めてくれるのは凄く嬉しいけど……少し異常だと思うよ!///」

「陽向はもう中学生なんだから私より、幼なじみの恵那ちゃんとの方が、お似合いだと思うよ!///」


「お母さん!///」

「他の人から見れば、確かに異常に見えるかも知れないけど、僕はそれだけお母さんが大好きなんだ!!///」


「だって……僕達の家族は、お母さんと僕しか居ないから!///」


 僕は感情を込めて、頬を染めて真面目な表情で結花に言う。

 そう、僕たちは母子家庭なのだ……

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