不倫したい! 第14話

夏子:てっちゃんあのね~今日うれしいことが、あったんあらよ~♪


哲也:はいはい、聞くからとりあえず、水は飲もうな~


夏子:ゆっこが、なんと結婚しまーす


哲也:へ~良かったじゃん


夏子:反応が薄い~もっとよろこふぇ~


哲也:今は、なっちゃんで忙しいからあとでな~ほら、メイク落として着替えて寝なさい


夏子:てっちゃん、お母さんみたいw


哲也:はいはい、今はお母さんでいいから、早くしろ~じゃないと先に寝るぞ~


夏子:やだやだ、一緒ねる~顔洗ってきまふ~


やれやれ、今は夜中の1時哲也は、こうなることを

予想して一応起きていた

でないと、朝玄関で夏子を目撃することになっただろう


さっすがに、寝てる人間を運ぶのは骨が折れる


だから、起きてて解放して自分でベットに入ってもらおうと

携帯ゲームをしながら帰りを待っていたのだ


夏子:顔洗って、歯磨きして着替えてきました!


哲也:えらいえらい、寝るぞ~


夏子:話聞いてくれるんじゃないの?


哲也:明日休みなんだから、明日でいいだろ?それに、明日は夏子の実家に行く日じゃないのか?


夏子:忘れてた、、、てっちゃんおやすみ~愛してる~


哲也:はいはい、俺もだよ~おやすみ


夏子は眠りにつく瞬間、哲也とのやりとりでさびしさを感じる



哲也は好きなんだけど



心に小さな穴でもあるみたい



夏子は、友人のおめでたい報告と


いつもと変わらない自分の日常に


少しだけ焦燥感を覚えて眠りについた

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