不倫したい! 第12話

優子:そんなわけで、出会いは最悪の連続だった訳


夏子:・・・・・・・・・・怒怒怒怒怒怒。アイツ~そんなやつだったのか!!!

すごく腹立つ!怒怒怒怒怒


美也:なっちゃん先輩、ドウドウ(汗)落ち着いてください。お店に迷惑ですよ、出禁にされますよ」


夏子:それは、困る!(泣)


優子:夏子、怒ってくれてありがとう、でももう過去のことよ


夏子:過去でも腹は立つ、ぶん殴ってやりたい!


美也:なっちゃん先輩カッコいい~ぜひ殴ってきてください♪


夏子:おう!まかせとけ!


優子:はぁ~・・・もう~そこ二人遊ばないでよ。話聞きたいの聞きたくないの?


夏子/美也:聞きたい♪


優子:その最悪なクリスマスイブの日から、半年後にまた彼と再会したの


夏子:え~ドラマチック!どこで?


優子:同じ会社で、上司だったわ


美也:あ~、なんかハイスペックそうですもんね、うちの上司も仕事バリバリだから


優子:厳しかったわ、最初の半年間はいろんな部署を体験して、最後に所属が決まるんだけど、まさかあの時出会った人にもう一度会うなんて思ってもみなかったから


夏子:運命だね!あ~運命いいわ~


美也:なっちゃん先輩、運命とか占いとか好きですよね~


夏子:リアリストの美也には、わからないかもだけど、この世には、目に見えない力が働く時が、あるのよ!


美也:私も夢みたいなこと好きですよ~朝の占いとかみますし


夏子:美也は、見ても「へ~」でいつも終わってるじゃん!私が占いに行ってついてきてくれた時、ちょー興味なさそうだったじゃん


美也:人の占いとか興味ないですよ~自分のは気にしますよ。なんか良いこと言われたら気分は上がるし、悪いこと言われたら気をつけよ~くらいに思ってますよ~


優子:二人ともじゃれないの~夏子は、本当に熱い女ね~まぁ、占いは誰でも大きい小さいはあるけど、好きなんじゃない?


夏子:そうだけど、なんか美也は私の思ってることと違うんだよね~


美也:まぁ~いいじゃないですか、人それぞれってことで、再開してすぐに付き合ったんですか?


優子:付き合ったのは、その半年後かな、最初は奥さんいるから抵抗あったけど、どんどん惹かれていって、止められなくなったの。だから、いろんなリスクがあるけどそれを覚悟で告白したわ!最悪慰謝料請求されても、その貯金はあったし、人生で一番緊張したかも


夏子:すごいね、、、こんなこと聞いたら悪いんだけど、罪悪感とかなかったの?


優子:あったわよ、あったけど、この気持ちをどうしたらいいかわからなかったの。全てを失う覚悟もした、お金も会社も全部捨てる覚悟だった。今思えば、あの最悪なクリスマスイブの時から、惹かれていたのかもしれない


美也:ロマンチックですね~ゆっこ先輩がそんな冒険に出るのは意外でしたが、今は、良かったと思ってますよ!改めて、おめでとうございます


夏子:美也ずるい!一人だけなんか良いこと言っちゃって!優子!私も結婚はうれしく思ってるからね!私も改めて結婚おめでとう!


優子:二人ともありがとう、、、

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