第2話

トントントントン


軽快なリズムと共に野菜が次々と鍋に入る

今日の夜はカレーだ。


夏子:よし、あとは煮込めば終わり〜♪

さぁ、着替えないと




ガチャっ


夏子:あっおかえり〜


哲也:アチーっ、ただいま〜風呂は?


夏子:LINEもらってたから、入れといたよーもう、入れると思うけど


哲也:ん、ありがとー、もう出るの?


夏子:うん、ちょうど着替えて行こうとしてたとろこだよ〜、ごめんね!今日、カレーだけどいい?


哲也:いいよー、カレー好きだし、優子ちゃんとミヤちゃんだっけ?


夏子:そうそう!ゆっこから、招集かかったから。結構久々?かな


哲也:まぁ、楽しんでね〜、飲み過ぎんなよー


夏子:はぁ〜い!いってきます〜



夏子は、ちょっと高めのヒールに、初夏の風香る、夜風に吹かれながら、家を出た。


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