13ターン目:フリーRP

【藤田 正晴(ランサー陣営)】

「始まったようだね」


【ランサー】

「ああ、どちらか勝った方が我々の最後の相手となるはずだ」


【藤田 正晴(ランサー陣営)】

「そうだね…」


【ランサー】

「浮かない顔をしているな。まぁ無理もないか」


【藤田 正晴(ランサー陣営)】

「…正直私はもうどうすればいいのかわからないんだよ」


【藤田 正晴(ランサー陣営)】

「目的も果たせず、聖杯にかける望みも無い

こんな私が最後まで生き残ってしまったことが間違いなんじゃないか…?」


【ランサー】

「だが、お前と俺は生き残ってここに立っている」


【ランサー】

「先ほども言っただろう?我々には責任があると。その通りだ」


【ランサー】

「どんな目的や望みがあったかに関わらず、一度参加した戦ではそう簡単に退くことは出来ない。特に聖杯戦争ではそうだろう、生き残るには勝ち残ることだ」


【藤田 正晴(ランサー陣営)】

「君は…何か望みがあるのかい?」


【ランサー】

「ふむ…そういえば考えてなかったな。

まぁ英霊の身にもなって今更叶えるようなこともないな」


【藤田 正晴(ランサー陣営)】

「ははは、なんだそれ」


【ランサー】

「触媒で呼ばれた身だからな…まぁいいじゃないか、お互い無欲ってことで」


【藤田 正晴(ランサー陣営)】

「そうだね…ありがとう、気が紛れたよ」


【藤田 正晴(ランサー陣営)】

「我々に多少なりとも状況が良くなるように祈ろうかな!」


【藤田 正晴(ランサー陣営)】

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