3ターン目:交戦後の処理&フリーRP
【GM】
さて、次のターンへ移るところですが…その前に一つ処理すべきことがあります。
【GM】
先ほどの交戦フェイズにて、「セイバーとの交戦」によってチェイサー陣営に脱落者が発生しました。
【GM】
ゆえに、セイバー陣営はエネミーマスターの討伐報酬を受け取る権利があります。
【GM】
・エネミーマスターが脱落した場合、交戦フェイズ終了時に
エネミーマスターを脱落させた陣営に
「HP30回復」 or 「次の交戦時に任意の判定に補正値5を得る」
のいずれかが付与される。
【GM】
セイバーはどちらを選びますか
【シア(セイバー陣営)】
「HP30回復」を頂きます
【GM】
わかりました。また、HP回復の処理の伴い「毒」も無効化されます
【GM】
ちょっとだけRPしようかな。戦闘の後のことって感じで
【監督役】
「…これは、なかなかにひどい有様です」
【GM】
周囲を見渡してそう呟く。すでに教会と魔術協会が手配した人員や使い魔によって人々は運び出されている。だが、パニックの被害規模はその公園中に残ったおびただしい量の血痕が物語っていた。
【監督役】
「…本来であればこのような事態を引き起こした陣営を支援することはありません。…ですが、この聖杯戦争の第一優先はユグドラシル勢力に聖杯を取らせないこと。そのために貢献したのであれば、この不条理は飲み込むとしましょう」
【GM】
監督役はそう呟くとセイバーに治癒魔術を施す。予備令呪を使用した治癒だ。ある程度の傷はふさがったことだろう。
【監督役】
「今後ともユグドラシル勢力を倒すために協力してくださいね」
【監督役】
〆
【GM】
では次のターンの処理に移りましょう。まずエネミーの行動宣言ですね。
【キャスター&マスター】
ごめんなさい、少しお待ちください
スキルを使用したいです。
【GM】
どうぞ
【GM】
■バーサーカー
【筋力】B:4
【耐久】B:4
【敏捷】E:1
【魔力】A++:7(8)
【幸運】C:3
1つステータスを選択してください
【キャスター&マスター】
スキル3:水底の収集者を使用。
バーサーカーのステータスの内、4以上である耐久を選択。キャスターのステータスを1.5アップさせます(実質1アップ)
■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■
【キャスター】
~水底に嗤う~
【キャスター】
セイバーの起こした動乱の顛末は、使い魔を通じ旧市街のキャスターにも伝わることとなった。
【キャスター】
「ハハァーハハハッ!まったくやってくれたよなぁあのセイバーだがライダーだかの奴!」
【キャスター】
「お前も、お前も、お前も!どいつもこいつも怨みと嘆きに溢れてやがる!」
【キャスター】
叫ぶキャスターの周囲には、セイバーの宝具によって無残に、そして理不尽に死を遂げた人間達のの亡霊や怨嗟に満ちた思念が渦を巻く。
【キャスター】
「ああ良いさ・・・俺の中に来い・・・!ハ...ハハ....ハハハハハハハハハハ!」
【小宮山 光也(キャスター陣営)】
狂ったように笑うキャスターを目の当たりにし、光也は自らが召喚したモノが人の枠を外れた存在なのだと思い知る。
【キャスター】
「ハァ・・・そんでなぁ、確かに言ったとおりになったじゃねぇか・・・ “ また会ったな ” 」
【キャスター&マスター】
最後にそのつぶやく言葉に、返事が返ることはない――
【キャスター&マスター】
〆
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【ガレアッツォ・ロッセリーニ(ライダー陣営)】
「おや、早くも脱落する陣営が出たようですよ」
【ライダー陣営】
『バーサーカーか。マスターには正体に心当たりがあったみてぇだが』
【ガレアッツォ・ロッセリーニ(ライダー陣営)】
「まあ、あなたが知らないのは無理もないでしょうね。そういう人物です」
【ガレアッツォ・ロッセリーニ(ライダー陣営)】
「…そのおぞましい本性がこの聖杯戦争で明らかにならなかったことを喜ぶべきか…」
【ライダー陣営】
『あんたの物言いからしてよほど危ねえ輩だったようだが、もう脱落しちまったんだ』
【ライダー陣営】
『あの場に残った奴らのことを考えた方が良いんじゃねえか』
【ガレアッツォ・ロッセリーニ(ライダー陣営)】
「ええ。神はあのような殺人鬼の存在をお許しにならなかった…そう考えることにしましょう」
【ガレアッツォ・ロッセリーニ(ライダー陣営)】
〆
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