第12話ウツボカズラ子爵
「これは、子爵、お久しぶり」
「皇帝様に再びお目にかかれて光栄です」
「今回の子爵を呼んだのは他でもなく、タイヘンジャー抹殺を願いたい。狙うは、青原直人。青タイヘンジャーだ。子爵の強力消化液で溶かしてまもらいたい」
「ウズウズウズウズうず悪婆さん」
子爵はウツボカズラ子爵に変身した。
「この、私の背中のウツボに人間を入れた場合15分で消化します」
「青原は、文房具店で働いている。仕事は17時半までだ。帰り道必ずこの道を通る。待ち伏せして倒して下さい」
「御意」
青原は今夜はタイヘンジャー月1の飲み会の日だ。走って帰宅していた。
ウツボカズラ子爵は青原の眼前に現れた。
「ちっ、ビョウマ怪人か!」
「お前を抹殺する」
「ウツボカズラ子爵!今夜は飲み会なんだ。一緒にビール飲まないか?」
「うるせぇ、飲めるかそんなもん」
ウツボカズラ子爵の後ろから子供が走ってきた!危ない!
膝カックン
ちびっこはウツボカズラ子爵に膝カックンをして、走って逃げた。
ウツボカズラ子爵はバランスを崩し、背中の強力な消化液を身体中に浴びた。
「うわぁ~、身体が熱い~」
バカな怪人だぜ!俺は帰る。
ウツボカズラ子爵は自分自身を消化してしまった。
モニターで様子を観察していた、皇帝ダリアンは、
「やはり、アイツを呼ぶしかあるまい」
皇帝はロシア支部に電話した。
「もしもし、私だ。トリカブト大帝と代わってくれ」
「もしもし、及びですか?皇帝。」
「今から、日本支部に来い!」
「ははっ、プライベートジェットで向かいます」
トリカブト大帝の活躍に乞うご期待!
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