第11話カサブランカ官女
皇帝ダリアンが指をぱちンとならした。
「お呼びでしょうか?皇帝様」
現れたのは、白い肌で美しい女性であった。
「タイヘンジャーの黒井貴司に近付け、アイツは未成年だが、女遊びが趣味だ」
「では、黒タイヘンジャーを一人抹殺できますね」
「そあだ。さぁ、行けカサブランカ官女よ」
黒レンジャーの黒井貴司と桃レンジャーの中島桃子はマックで食事をしていた。
その隣のテーブルに真っ白で、巨乳の女性が座った。
「黒井君、ジロジロみないの!」
「だって、ナイスバディーだから……」
「明日の飲み会の事だけど、魚民に決まったから。黒井君やっと成人か~」
「ビールがのみたいっス」
「ビールでもウイスキーでもなんでも飲みなさい。リバースしながら、酒は強くなるの」
2人はフライドポテトをパクパク食べながら、
「じゃ、私はテストの採点があるから学校へ戻るわ」
「は~い」
2人は別れた。そこで、黒井は真っ白な女性、ナンパした。
しかし、腕のスペシャルブレスレットは、この女性がビョウマ怪人である警告を表示したいた。
「おい、女!ビョウマ怪人だな」
「バレたか」
「姿を見せろ」
「ユリユリユリ~」
ボンッ
「わたくし、カサブランカ官女。黒レンジャーのイチモツをカミソリで切り落とす手はずであったが」
キャー
店内の客、従業員は逃げて行った。
「女性トイレにある音姫が欲しい。毎日、快便、黒レンジャー変身!」
「とうとう変身したか。二十歳の誕生日おめでとう。だがな、今日はお前の命日でもある。食らえカサブランカガス」
店内が良い香りがする。
だが、毒ガスであった。
「そっちガスなら、こっちも毒ガスだ!」
「なんだとっ」
ブリッ。ブリブリプスー。ブッ 。
「うわぁ~、目に染みる~!苦しい」
「トドメだ!」
黒レンジャーは、カサブランカ官女の頭部の花にスーパー除草剤をまいた。
「ギャャャャ。体が熱い!」
カサブランカ官女は溶けて消滅した。
この様をモニターでみていた、3人大神官は笑い、皇帝ダリアンはやはり秘書では勝てぬのか?と反省した。
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