第4話 8月

その時は、突然訪れる。


なんの予兆もなしに。


光の子は、天へ旅立ってしまった。


なんという絶望感・・・。


孤独感、虚無。


そして桜隠は、一人ぼっちになってしまった。


「ここで光るから、そこで照らして。」


最後の願いである。


そして、病魔は徐々に桜隠の体とこころをむしばむ・・・。


続く・・・。

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