★5 カクヨムコンはランキングがすごく大事
「読者選考通過」だけではなく、「受賞」を狙う人にとってひとつ大事なことを書きます。
それは、カクヨムコンは「ランキング上位が有利」。
かつ、「本気で受賞したければ何が何でもランキング上位を狙った方が良い」ということです。
「小説家になろう」とかだと総合月間10位以内に入れば、(短編以外)大体どこかしら打診が来るんですが、そこはやはりコンテスト。
ランキング上位だからって必ず受賞するわけではありません。その代わり「受賞作は大体ランキング上位」な傾向があります(私の作品も、カクヨムコン7の恋愛部門ランキングでは最高2位にまで上がっていました)。
そもそも、読者選考というシステムを入れている時点で、カクヨムコンで求められているのは「Web小説としてある程度の人気がある作品」だと思っています。
だって「Web読者を全く気にしなくていい作品」なら公募がたくさんありますからね。その公募ですら今は「Web部門」が次々登場している。
そうなるとWebの小説投稿サイトである「カクヨムコン」で求められるのは何か。
やっぱり「ある程度のWeb人気」だと思います。
特に「異世界ファンタジー」「現代ファンタジー」「ラブコメ(ライトノベル)」「恋愛(ラブロマンス)」などのWebで強いジャンルはそれが顕著だと感じています(ホラーやエンタメ総合、キャラ文芸などの新設部門はまた少し違うかも……?)。
その上で、「各編集部がピンときた作品」が選ばれる。
いわば、「Web(なろう)小説」と「公募」の中間のような存在が、カクヨムコンなんじゃないかと感じています。
実際私は「なろう小説と公募の中間」を目指して書いていたので、その結果大賞を受賞しているのであれば、あながち外れてはいないんじゃないかなと……(この辺は憶測が多大に含まれるのと長くなるのでスペースで話します)。
あとランキング上がることで、読者選考通過前であっても編集者さんの目に入りやすくなると思っています。
編集者さんたちも、当然ですが人間です。
自社グループの運営する一大Web小説投稿サイトで(魔法のiらんどさんは女性向けなので今回除外)、自分たちにも深く関わりのあるコンテストが開催されていたら。
そこは人間の心理として、読者選考前であってもチェックしたくなると思うんです。
私はただの素人ですが、もし編集者をやっていたら、多分12/1からずっとカクヨム(のランキング)に貼りついていると思います。編集部だって、これくらいの数が揃っていれば、私と似た思考を持った編集者さんがひとりくらいはいてもおかしくないはず……。
実際私の作品に関しても、担当さんが「12月のかなり早い時点で知っていた」とおっしゃっていたので、やっぱり読者選考が終わる前から見ているんだと思います。
なので、本当ランキングはできるだけ上を狙うのが吉だと思っています。ランキング上がってメリットは山のようにあってもデメリットは何もないです。
リワードもおいしい!(大事!
……と言いながらそれで簡単に上位が狙えたら苦労しないんですけどね……! 私もカクヨムでランキング週間1位とってみたいです……(追記:カクヨムコン8で恋愛月間1位とれたよやったね!)
あとランキングランキング言っていますが、過去には「カクヨムコン最終まで残ったけど受賞には至らなかった作品」(★はそんなに多くない)が、その後拾い上げで書籍化した例も見ました。
カクヨムの企画、「オファーの瞬間」でもそういう作品が書かれていた気がするので気になる人は探してみてください(ただしそっちの作品は、元からものすごい★が多かったはずです)。
そういう意味では、「ランキングがふるわなかったとしても読者選考に残る」のも大事だと思います。
……それにしても本当、今年は「カクヨムプロ作家部門」もあるので、どれくらいの新人さんが発掘されて、どのくらいのプロ作家さんが書籍化するのか、色々読めなくて楽しいです。私もカクヨムコン参加したい!!!(鳴き声
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます