★2 カクヨムコンってそもそもどういう仕組み?
カクヨムコンの最大の特徴、他のWebコンテストとの違いに「読者選考」という選考が1回あります。この「読者選考」がいわゆる「中間選考」で、ここを突破するともう最終選考になります。
■スケジュールはこうです。
①カクヨムコン8のスタート:
2022月12月1日~
↓
②読者選考期間(人気投票のようなもの):
~2023年2月7日まで(作品のエントリー受付自体は2023年1月31日まで
↓
③最終選考対象作品発表(読者選考通過作品):2023年3月頃
各編集部が作品を選ぶターン
↓
④最終選考結果発表:2023年5月頃
各編集部に選ばれた作品が晴れて受賞
「読者選考」というのは雑に言うと「読者からある程度人気を得られた作品しか最終には残らない」ということです。なので、「人気投票とかヤダよ!」って方は他の賞をおすすめします。
ただこれは体感ですが、いろんな作家さんがカクヨムコンについてツイートしているということは関係者の方々も当然気付いているはずなので、カクヨムコンは注目度で言うとWebコンテストの中では比較的目立つ方だと思います。それもメリットです。そもそもKADOKAWAさんの編集部が(ほぼ)全部入ってますしね……!
じゃあ「読者選考」を通過するための「人気」というのは一体何か?
これは小説の表紙ページにある「おすすめレビュー」、もしくは小説本文の最新話にのみ表示される「★で称える」という部分の★です。
なろうを使っている人にとっては、「なろうの本文広告下にある☆と一緒」と言えば早いかもしれません。
これは一作品、一人につき最大3個まで★を入れられます。★は多ければ多いほど作者が喜びます。本当に1個でもいいから★ください!!!(切実)
そしてこの★の数が「読者選考」に影響してきて、端的に言えば、「★が多ければ読者選考(中間選考)」に残れます(あと当然ですが期間中に10万字超えていないとどんなに★が多くても読者選考通過しません)。
そして「読者選考」に残れる★の必要ラインは、ジャンルによってかなり差があります。
カクヨムで圧倒的人気の「異世界ファンタジー」「現代ファンタジー」「ラブコメ(ライトノベル)」に関しては競争率がとても高いです。ちゃんとした数字や根拠を載せられるわけではないのですが(気になる方はネットで探してきてください)、恐らく最低でも★150(※22/11/20修正)はないと厳しいかなという話や記事をちらほら見ます。
逆に「恋愛(ラブロマンス)」「エンタメ総合」「ホラー」「ライト文芸」に関しては、正直★のハードルはそこまで高くないと思います。カクヨムコン7の最終選考対象作品発表時(2022年3月)に恋愛部門をザッと見たのですが、一番少ないもので「★18」で通過している作品がありました(ただし、その分ジャンル全体の読者が少ないということでもあります)。
※2023/9/28追記
年々読者選考突破のラインが上がっている気がするので「★をいくつ~」よりも、「ジャンル別のランキング100位以内(ただし人気ジャンルに限る)」を狙う方がいいかもしれませんとちょっと思います。
また、読者選考に関わる★については、気を付けなければいけない点がひとつあります。
それは、「カクヨムコンの読者選考対象としてカウントされる★は、2022年12月1日~2023年2月7日までに入れられたものだけ」になります。
つまり、極端な例えですが、11月30日の時点で★1000入ってても、12月1日~2月7日までの間に★が1個も入っていなかったら、読者選考は通過できません。
これ実は非常に大事な点なので、初心者の方はぜひ覚えておいてください。
それを踏まえて、
『じゃあいつから投稿開始すればいいのか』
について書きます。
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