2022.12.22
明るい時間帯に外に出るの億劫なタイプだから、柚子湯には入れないけど冬至って大好き。
役所の用事を済ませた足で近くの不動産屋へ。
ここのところずっと引っ越したいとぼやいてたわりに、実は生活保護利用者の引っ越しについてはちゃんと知らなかった。
やはりそこにもなんやかんや業界のアレがあるらしい。この物件は絶対審査通らないとか、こっちはワンチャンいけるとか。
よりどりみどりとは行かないが、今日の時点で現実的に私が住めそうな物件もあるっちゃあることがわかったので、今日は色々とすっきり。
用事が済んだらどこかしらのギャラリーに行くつもりだったんだけど、思いのほか不動産屋に長くいたので、とりあえず神社。迷ったら神社。
私は五黄の寅ギャルだから、厄年は厄年だけど、十二月生まれって本当に今年が厄年なんですかね? という誰へもぶつけることのできない疑心を長年無駄に抱えている。
たまたま春先にスピ系の記事で「魔除けや邪気払いは夏至にやると効果抜群」というのを見つけたので、厄払いは六月にやってもらった。六月なら十二月生まれでも効果ありそう。
まあだいたい何でもコロナワクチンと同じくらいの持続力だろうて。ムシューダとかはもっと長いし。
で、傘忘れた……。
今日は年末の御挨拶のつもりだったけど、傘一本しかないし、近日中にもう一回行かねばだな~。
あと「さすがにあんなでっけえ神社のお膝元であこぎな商売しねえだろ!」というどこかヤケクソな信頼感も手伝って、たまたま目に入った占いの店へも行った。どこにとか誰にとかは全然考えてなかったけど、これも年内にやりたかったこと。
初めて友人に誘われて占いに行った時は具合悪すぎて「病院に行ってきちんと薬を飲みなさい」としか言われず、魔女の魔力を行使された覚えがない。
今日は念願叶い、普通に占いっぽくて楽しかった。
私は占い師って文系の究極の生業だと思っているので、占っている人を観察するだけでも相当楽しい。
そういえばやはりヘヴィーなメンヘラだった頃、友人が「文系の誰か、占い師のバイトしない?」ってSNSで呼びかけてて、ちょうどバイトしたかったのでメールしたら「夜勤メインだから、あなたには荷が重いと思う」とふんわり断られたのを思い出した。
私は結構占いのことが好きだけど、占いからは好かれていないのかもしれない。いつも片思いだよな。
氷川神社が私に厳しいみたいなことをどこかで書いた覚えがあるのだが、今日行った神社はマクゴナガル先生っぽい。厳しめだけど仄かな愛を感じなくもないし、あと普通に強いと思う。ともかく程良いディスタンスで、無理はしない主義でもしてみてもいいよってなる。
一方、この辺で一番でかい産土神社は正直あんまり私に興味ない気がする。厳しさはさておき、氷川神社と私の近しい関係をゴッドファザー・シリウスブラックとハリーに例えるなら、産土神社はキングスリーくらい。他人じゃないけど知人の知人程度の優しさ。
良いけどね。友達の友達は友達説もあらんや、まことしやかに。
それで、どうも一番私のこと甘やかしてくれるのがここから徒歩五分で行ける氏神様のとこである。
なんか日本全国の神様達が結託して「今のおまえには意地でもおみくじで大吉出してやんねえ!!」って塩対応貫いてるときでも「ま、今回は頑張ったもんね、特別特別~」って感じで、一回だけ大吉を出してくれた。今はまた出してくれなくなったけど。このルール破りな感じは完全にハグリッドである。
この近所のハグリッド神社と傘忘れてきたマクゴナガル神社は、おみくじでちょくちょく正反対なアドバイスを送ってくるのも面白い。実際にハグリッドとマクゴナガル先生に同じ悩みを告白したら、確かにまったく違うアイディアを勧めてきそう。
おみくじの解釈が神様の性質に依ってたら面白いわな。
占いの最中にも「さっきおみくじにこんなこと書いてあって~」って少し話題に上げたけど、ひたすらにおみくじと占いのすり合わせや深堀りしてもらうのも面白そう。ちょっとルナティックな遊びかもしんないから、怪談遊び同様、あんま大家さんとかに言えねぇけど。
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