目
清石優
第1話
恐怖は自分の死からやってくる
だからお化けより人が怖いと感じるのではないか
私は今日から初めての一人暮らしを始める、一人暮らしといえば、関東地方を想像するだろうが私はクソ田舎高知県で新生活を始める。高知なのは大学が近いためである。(ちなみに"国立"だ)
「店なさすぎるだろ」そんな事を考えながら身を動かす
一通り片付けが終わった段階でやっと気がつく
「隣人に挨拶しとくか」
18歳だ、常識などわからない、何も考えずにインターフォンを押す。
「はーい」
50の女性が太い声で返事をする。
「隣に越してきた清水と申します。よろしくお願いします」
「あ、よろしくねー」
早いものだ、もう終わった
…悪い人ではないだろう
片方の人はいなかった、めんどくさい
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