【短い話】ドレミのかいだん②~ シーソーゲームの生きづらさを感じられたら ~
第16話 少女の心が、成長するとき!それって、どんなときだろう?もしかしたら、生きづらさについて、真剣に考えられたときなんじゃないか。
第16話 少女の心が、成長するとき!それって、どんなときだろう?もしかしたら、生きづらさについて、真剣に考えられたときなんじゃないか。
学校の先生などは、命のふれあいの声がけが、仕事なんだと信じている。何も、わからずに!
ほぼほぼ、教育的マインドコントロール。
「ようし!児童生徒に、言ってやったぞ!教育的に、良いことをした」
それ、勘違いですから。
「子どもたちに、あんなことを、言っていいのか?夏休みに、家の近くや、旅行先でつかまえた昆虫や魚を、近所の山や川に放しただけでも、良くないんじゃないか?生き物の生活を、傷付けてしまうことにつながってしまうかもしれない」
そういうことが、学校の先生には、考えられないんだね。
「児童の、皆さん?悪い大人になっちゃ、いけませんよ?」
それ、あんたのことだよ。
何も、わかっていない。
子どもが学校にいけないのは、学校にいくことで、いじめられるかもしれないって怖くなっちゃっているからっていうことにも、気付きたい。
「ソノミちゃんの、ほうが…」
「なあに、ドレミちゃん?」
「なんでも、ないよ!」
本当は、彼女は、こう言いたかった。
「ソノミちゃんのほうが、がっこうのせんせいらしい」
が、言えなかった。
「言わなくて、良かった」
心から、思えていた。
それを言ってしまえば、学校の先生になりたくてもなれない人たちや、学校の先生にはなったのに、思うような指導ができず、悩んで、疲れていく先生たちに悪いと、気付けたからだ。
少女の、心の成長。
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