荀(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又た日に新たなり

@MasatoHiraguri

第1話  荀(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又た日に新たなり

    荀日新、日日新、又日新(大学)

 (中国古典名言事典 諸橋轍次 講談社学術文庫)


  原意は「今日の行いは昨日よりも新しくよくなり、明日の行いは今日よりも新しくよくなるよう、修養に心がけよ」という、殷(前16世紀から前1,023年まで続いた中国古代王朝の一つ)の時代、湯王という王様の自戒の句だそうです。


   今の東アジア

AAA

  中国人は日に日に中国人らしい政治や経済を行うことで、「恒産ある者は恒心あり 有恒産者有恒心」の如く、国を豊かにすることで国民(人民)の心に安心と豊かさを与えている。


  片や、台湾客家は次の選挙のためのパフォーマンス作り(国連加盟、安部の葬式参加、連れ込み外交、等々)ばかりにご執心で、地震で橋が落ち、道路が寸断されても、いつ復旧できるか先が見えない、なんていう発展途上国並の状況。

  敢えて国民の心を不安定にし、次の選挙で台湾客家に頼るようにさせるという、深謀遠慮のなせる業なのだろうか。

  外国人の私としては、日本へ帰る前に鈍行列車で台湾一周したい、という程度の問題でしかないのですが、私の夢は叶わないのだろうか。(戦闘機やミサイルに使うお金をこっちに回して、早く復旧して欲しい)

→ 日々更新される人民網日本語版と、フォーカス台湾日本語版紙で見る限りにおいて


BBB.

  目に見えるもの以上に、日日、実感するのは

「中国人の中国人性が強化され、日日、益々、名実共に中国人になっていく」ということ。


  日に日に、内へ内へと、彼らの中国人性を掘り下げ、重厚で意味深い蘇軾の漢詩のような世界を形而上に構築している。

  一帯一路とは、単に現実世界で橋を架け、道を作り、物質的豊かさを生み出そうというだけでなく、それに伴う精神世界においても、人々の心を深く掘り下げ、広く拡張することで、世界規模での心の豊かさをも現出させようとしているのではないか。


  一方、台湾客家は益々わけがわからなくなり、外へ向かって喚き散らす。「団結、互いに支え合う、権威主義政権、拡張主義の目標、撃退、成功」あまりに陳腐な言葉の羅列。

  私自身の心の中でも、人民網日本語版の中に「日に日に新たに」中国人性を見出し、一方のフォーカス台湾を見る限り「日に日に」雑種になっていく台湾客家が見えて、岡目八目のいち庶民としては、楽しいやら悲しいやら、勉強させて戴いております。


  台湾客家には民族としてのルーツ、人間としての原点というものの大切さがわかっていない。わからないままに、幸か不幸か、この100年飯を食ってこれた。

(続く)


2022年9月27日

V.1.1

平栗雅人

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