圧倒的なまでの古典的クトゥルフ神話。

　昨今の親しみやすいクトゥルフ神話も悪くないが、やはりクトゥルフ神話は後味の悪い結末が良く似合う。

　特に最後の「窓を叩く音がする」という一文が素晴らしい。かの御大の「ダゴン」に書かれた「ああ！窓に！窓に！」を彷彿とさせる一文で、最悪がすぐ傍に迫っていることを端的に示していると感じた。

　執筆活動頑張ってください！

上手だなあ……

「私はまもなく狂うだろう！」
この一文が、この上なくクトゥルフらしくて大好きです。

　初めまして、モブモブ夫と申します。
　企画への参加ありがとうございました。

　後醍醐天皇の『異形の王権』とクトゥルフ神話を絡めてあるのが最高ですね。

　クトゥルフ神話ではお馴染みのラストシーンですが、クトゥルフ神話を知らない方には衝撃的に移るのではないでしょうか。

　確かに、旧支配者や神話生物が味方についていれば、後醍醐天皇も『イケル！』と思ったでしょうね。