詩

詩

何（なに）を信（しん）じていいのか分（わ）からないなら

自分（じぶん）を信じる

宗教（しゅうきょう）も我欲（がよく）のために教（おし）えを変（か）えている人もいる

身分（みぶん）を金（かね）で買（か）い

大層（たいそう）な肩書（かたが）きで我（わ）が物（もの）顔（がお）

教（おし）えを変（へん）に解釈（かいしゃく）し

差別（さべつ）し

群（む）れ

攻撃（こうげき）する

宗派（しゅうは）が乱立（らんりつ）し

自分の宗派が正（ただ）しい

他（ほか）の宗派は間違（まちが）っていると唱（とな）え

正義（せいぎ）は我（われ）にありと掲（かか）げる

新（あたら）しい宗教が乱立（らんりつ）し

お金や財産（ざいさん）

人（ひと）を食いものする輩（やから）が

あとを絶（た）たない

これじゃ確（たし）かに

信じるものは何も無（な）い

ただ

先人（せんじん）が伝（つた）えた宗教の教えの共通（きょうつう）するところは

平等（びょうどう）と平和（へいわ）と慈（いつく）しみだ

それらを想った心を持って

自分を信じる