第34話 歩道を車で走りかけました

旦那と買い物に行く途中、普段自転車で通っている道で

「先日こんな事があって~」


と雑談しながら車を運転していました。



「ちょっ!!止まれ!!怖い怖い!!!」

「え?」



右折しようとした場所で、私の車が向かった先はガードレールに守られた歩道だったのです。


車道ではなく、手前の歩道に向かい、旦那の言葉で急停止し、自分が自転車ではなく車を運転している事に気が付いたのです。



周囲に車がおらず、色々運が良い状況でした。



疲れていたわけではありません。


自分が何故そんな勘違いと危険をおかしたのか、まだまったく分かりません。






その夜、鶏のから揚げを作る為に鶏を小さめにカットしていました。

普段は大きめにもするのですが、今日は時間があまり無さそうだったので、小さめにしようと切っていました。


切った鶏肉を袋に詰め、味付けをして放置し、小麦粉に小出しして揚げながら、悲鳴を上げそうになりました。



どう見ても小ぶりとは言えようがない、大きな鶏肉がゴロゴロ出てくるのです。



その時点で救急の電話相談(緊急性があるのか不明で、病院の相談にのってくれる救急車にかける前に相談できる場所)に連絡しようとして、ふと、自分の年に1度のMRI検査って今年やったっけ?2月だったよな?


と、病歴や病院の予約表(1年に1度なので渡されます)を見て唖然としました。


2月の頭に受ける予約をしていたはずなのに、忘れていました。


毎年2月なので、いつもなら忘れないけれど、今アルバイトしていてそれもあるかも、という部分と同時に、丁度今日の事件で不安にもなっているので、病院に電話して良い時間帯に(総合病院の為、予約可能時間が決められています)事情も説明して早めに予約を取る予定です。



そんな事を旦那に説明し、とにかく病院で検査が済むまで車に乗らない事にしました。



そして唐揚げができて夕飯の準備をし始めた頃、長女がまだ帰って来ていないけど、何時にアルバイト終わるんだっけ?と旦那に聞いて、旦那は唖然としました。


「とっくに帰って来てるし、玄関開けた時音するよね?」


しかも、帰宅してすぐに長女と私が会話している事を夕食中に言われて思い出せましたが、その時点までまったく記憶から消えていたのです。



とりあえず、診察を受けるまで不安な日々が続く事から、公共機関を使って通勤し、少しでも不安があれば休ませて貰うようにします…。

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