1日目
体育館前で一旦待機の指示が出た。その間、僕は友達と喋っていたが後ろから誰か肩を触ってくる人がいた。
僕は、あまり触られるのが好きな方ではないから注意をしようと後ろを振り返ると壁に寄り添って寝ている男子がいたから犯人はこいつかだと思ったが、全く知らない男子がこんな事やってくるだろうかと思い、犯人が分からず前を向いた。今度やってきたら絶対に無視してやると僕は心の中で思っていた。前を向いて友達と喋っていたらまた肩を叩いてくる人がいた。
僕は、友達とのお喋りを続行したがしつこすぎて後ろを振り返ったら後ろには1人分が居たような空間だけがあった。
さっきは、寝ている男子が居たはずなのに居なくなっていた。ちょっと怖くなったから目線を下に向けつつ前を向こうとしたら床にしゃがんでいる女子が居た。何でしゃがんでるのかは分からなかったけど、体調が悪いのかと思いすぐに僕もしゃがんでその女子に言った。
『大丈夫?体調悪いの?』
僕は、心配をしたがこれが意味ないことは何となく気づいていた。僕は何となく犯人がわかった気がした。その犯人とは美久だ。
『何やっているんですか?まだ親しい仲でもないのに。』
『バレたか、バレないと思ってたんだけどな。』
美久はこんな事もするのだと意外すぎてちょっと引いたレベルである。美久の見た目は黒髪ロングで頭が良さそうで静かな子なイメージだった。こんな子がちょっかいなんてしてくるんだと僕は心の中で思っていた、その後、入学式が始まるから静かにと先生から注意を受け、入学式の会場である体育館の中に入っていた。
数時間後、入学式が終わった。入学式は、特に面白みがなくただ長い話を聞かされた感じだった。だいたいの人がちゃんと話を聞いていないんだろうなと僕は思った。何故、こう感じるかって僕も話を聞いていなかったからだ。
僕は入学式が終わって、教室に戻った。僕は、美久とはこれから何かありそうだと思うのであった。
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