転生して異世界(現代)SFなロボットの存在する世界を満喫するお話

@hakainokakite

第1話 不運な男の死に様

俺は元々、四島 紅玲という高3の男だった。その日は数少ない友人、端美 永玖と俺の趣味である、サバゲグッズを買いに行ってた帰りだった

「いや〜、まさかあの店にあんなレアなもん置いてあるとはな〜隠れ名店だな。」

「そうだけど、紅玲お前今月厳しいんじゃなかったけ?」

「永玖、オタクってのは、もやし生活が大好きなんだ。問題ないよ。」

「笑顔キモイな。お前イケメンなのに、笑い方キモいってかなり損だぞ〜」

「モテる必要は無い、何故なら俺にはプラモとモデルガンがあるからな!」

「その考えもキモイな、普通は2次元とかアイドルとかだろ……」

そんな戯言を話ながら帰ってる時だった。

「どけどけ!邪魔だ!!」

俺は通り魔に刺された、

「紅玲!大丈夫か!?」

「痛てぇが、動きに支障はねぇ。」

「台所のG並につぇーなお前……」

刺されたくらいでは俺には問題無かったのだが、そこからさらに、

「それより、あのクソ野郎は?」

「逃げられた……」

「クソ!次見かけたら……ん?」

突然、大きなクラクションの音がけたたましく鳴り響いた。

「えっ!ト、トラック〜!やべぇ紅玲動けるか?」

「見て分かんねぇか、動けんよ。」

「じゃあ、どうする」

「こうするだろ、」

そう言って俺は永玖を突き飛ばした。

そして、轢かれた

のだが、

「クソ!トラックに轢かれるのはちぃーとばかし効くな」

俺は無事だった。

「お前やっぱり、台所のGだろ。」

「酷いな……ん?」

「どした?」

「あ、あぁお、俺の俺の超レア物がー!!!」

バタッ

「おい!大丈夫か!?おい!!誰か救急車呼んでくださーい!!」

見てもらったなら分かるだろう、俺の死因は、刺された事やトラックに轢かれた事が原因では無く、今月の金をかなり使って買ったレア物が壊れたことによるショック死だった

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