第44話 再選、再戦

 ――3、2、1、0。


 目の前のカウントがゼロになって、カジェルクセスへテレポートさせられた時と同様の浮遊感が身体を襲う。世界の暗転、視界と平衡感覚の消失。

 そうして、次の瞬間には――


「……?」


 転移、しない?目を開けても、そこに見慣れた景色は無い。ただただ黒々とした暗黒と、肌に触れる闇の感触だけがある。一体、何がと思考が先行し、同時にゾワリと鳥肌が立った。

 黒だけが支配する世界。何も無いはずの目の前の闇に……何かが佇んでいた。


 それに気付いた瞬間、驚いたような目線が俺を視る。


『……あぁ、凄いね。キミ、視えてるんだ』


 響いた声に聞き覚えがある。喜悦に富んだ、男の声。溌剌と笑う声の主は、姿を隠したまま鷹揚に言った。


『ごめんね。少しだけ気になってさ、お茶目をしただけなんだ』

「……お前は」

『まあまあ、気にしないで。所詮は狭間のえにしだから』


 男の声が、徐々にブレていく。不思議な響きだった。ラジオにノイズが混ざっていくような、人工的な響きだ。暗闇に溶けた輪郭が動いて、俺にはそれがこちらを覗き込むような仕草に見えた。


『まあ、もうひと頑張りしておくれ』

「……名前を、聞いていいか?」


 確証は何一つ無かった。ただただ本能と、いつも通り俺の勘が『これを聞かなくてはいけない』と喉を動かしていた。

 不定形な闇が揺れて、揺蕩い……小さく笑う。


『僕の名前なんて、キミはとうに知っているだろう?』

「……」

『……なんて、ただの意地悪さ。いいよ。名乗ってあげよう。僕は、――の主。いずれこの――を滅ぼす"大災厄"。その末席に――者』


 朗々と声は響いているのに、途中途中でノイズが混ざって声が潰れる。それさえも織り込み済みとばかりに目の前の闇が、影が大きく手を広げたのが見えた。そしてそれは、ゆらりと腕を動かして……優雅にお辞儀をする。


『僕の被る冠は、《物質主義Qimranut》。非在の否定、そして――。かつてこの大陸にて――た、――の最新にして最古の王。諸事情あって名前は無いから、気軽に……"ナヘマー"と、そう呼んでおくれよ』


 ナヘマー。その名を聞いた瞬間に、世界が揺れた。家電の電源を入れたように、遅ればせな浮遊感が俺の足を伝う。

 何かを返す余裕も無かった。一瞬の揺れと静寂。それにと同時に、眩しさに目を細める。  


「――お疲れ様っ!お兄さぁーん!」

「は……?……あぁ」


 開いた視界に映るのは、見慣れた『たこらいす工房』の店内。急激に活性化した五感の耐久テストでも始めるつもりなのか、俺の眼前でたこらいすがわーきゃーと騒ぎながら飛び跳ねている。

 ……どうやら、さっきの邂逅したのは予想通り《物質主義》とやらで、その名はナヘマーというらしい。困惑する俺に何を思ったのか、たこらいすは何処からともなく取り出したクラッカーを割りながらウキウキで口を開く。


「予選1位!予選1位だよお兄さん!そんな幽霊にでも会ったような顔しないでさぁ!もっと喜ぼう!マジで最高の戦いだった!」

「あぁ、ありがとう……そうだな」


 切り替え。切り替えだ。いかに異常な事態があったとて、目の前の状況を放り捨てていいはずもない。馴染み深い無表情を片手でほぐして、少しだけ慣れた笑みを作る。

 たこらいす工房に戻ったら何を言おうか。その疑問の応えは、案外あっさりと出てきていた。


「何はともあれ、まずは……ありがとう、たこらいす」

「……うぇ? 俺?」

「あぁ、お前だ。本当に本当に、助かった」


 これだけは絶対に言わなくてはいけなかった。自然と硬かった口角が緩んで、自然な笑みになる。たこらいすは素っ頓狂な声を上げた後に、すぐ何に感謝を向けられているのかを理解し、照れたように両手を振る。


「いやいや〜、気にしないで!つか、大したことしてないから!わーわー喚いて武器振り回して、カッコつけて死んだだけだし」

「お前の目線だとそうなのかもしれない。けど……本当に助かったんだ」


 深々と頭を下げる。彼が俺に齎してくれたものは、一つや二つでくくれない。トラウマに発狂する俺を助けて、立ち直れない俺を守って、時間を稼いで……そして何より、俺に『楽しむ』ことを思い出させてくれた。


 勝たなきゃいけない。負けちゃいけない。完璧で完全で、理想の更に先を行く『good knight』に戻らなきゃいけない。

 ありとあらゆるプレッシャーと、自分自身に課していた重い枷。


 ――俺はもう、ゲームを楽しむべきではないのだと。そんな先の見えない呪いに、『せっかくなら楽しんで』と軽い答えを差し出してくれた。


「ちょっ!?えっ?マジでそんな……あのムカつくなりきりプレイヤーにダメージ与えたのほぼほぼお兄さんなんだけど? てか、予選の俺のキルスコア一桁だよ?」

「それでも、これだけは言わせてくれ。本当に、久々に……楽しくゲームが出来たんだ」


 ありがとう。俺の言葉の何が琴線に触れたのか、たこらいすは口を開いたまま黙って……にんまりと悪童のように笑う。彼らしい、イタズラ心の詰まった笑みだ。


「そっか。いや〜……ははっ!それならマジ、最高! 確かに後半のお兄さん、ハチャメチャに楽しそうだったね。動きなんか怖いくらいに完璧だったし」

「思うように手足が動いたのは久々だった。凝り固まった身体がほぐれた気分だよ」

「……ひ、ひゅ〜。一応お兄さんほぼほぼ不眠不休でデスマーチした後にバチバチ対人戦したハズなんだけど……ま、まだギア上がる?」


 ギアが上がる、とはまた少し違う。制限された機能が開放されただけで、俺の技量は最盛期には及ばない。……決してありえない仮定の話だが、グッドナイトが本当に俺の動きを完全再現出来ていたなら、接敵の時点で俺とたこらいすは死んでいただろう。


 それだけ俺は衰えている。確かに弱くなっている。少し前までなら、それに焦燥を感じていただろう。けれど今は、これでいいと思っている。今の俺はあの瞬間を全力で楽しんだ。文字通り全身全霊を尽くせた。もっとやれたんじゃないかとか、ここが駄目だったとか、そう思う余地の無い全力の戦いだった。


「ギアが上がるというより、単純に緊張がほぐれてきた感じだな。どっちにしろ、本戦でも同じように、戦える……はずだ。次も同じように楽しめればな」

「おぉ!モチのロン!勝った負けたは一回棚上げ!次も全力で――楽しんでこう!俺も楽しんじゃうぜ〜!」


 苦笑する俺にたこらいすは堂々と胸を張った後、何かを思い出したようにカチリと固まる。片目が開いて、恐らくはシステムコンソールを見つめ、ガクリとその肩が落ちた。

 一体何が、と思ったが、すぐに察しがついた。


「武器、か」

「うげ……ま〜、お兄さんは見てたし、分かってるか。俺の『胸裏』……使った瞬間に手持ちに入ってる武器、全部破壊して返ってこないんだよね」

「デメリットが相当に大きいな」

「その分得られるリターンも大きいんだけどねぇ……こりゃ、しばらくは店仕舞いかな」


 そう言いながら、たこらいすは店内に販売品として並べていた武器を端から武器用のボックスに詰め込んでいく。

 と、それを眺めている最中に二つの人影が目に入った。店内の椅子に腰掛け、じっとこちらを見つめるアリス。そして……何やら幾つものウィンドウを開いて難しい顔をする『わむ』氏だ。


 俺の視線にアリスは少しだけ肩を強張らせ、小さく笑みを作る。


「お疲れ様でした、ミツクモ。私には貴方達の会話が正しく理解出来ませんが……貴方が一つ、自分の殻を破ったことは分かります」


 俺と同じで、まだはにかむ表情に不慣れさが見えるアリス。その側に歩いて、俺はアリスにも頭を下げる。突然の行為にアリスが目を見開いて、わむ氏はチラリと目線だけをこちらに向ける。


「アリス。アリスにも……感謝を。アリスが背中を押してくれたから、アリスが……俺に『勇気』を見せてくれたから、俺は一番大切な戦いで、今度は逃げずにいられたんだ」

「そんな、ミツクモ!頭を上げてください!私は……いえ、むしろ私に『勇気』を見せてくれたのは貴方で……」


 アリスはあたふたと珍しく言葉を詰まらせ、固い表情筋に様々な感情を浮かべている。俺が見せた『勇気』っていうのがどの部分なのかは正直把握出来ていないが、どうやら俺とアリスはお互いに『勇気』を見出していたらしい。

 それぞれがそれぞれに感化されて、超えられなかった壁を超えていく……あんまりにも出来過ぎた話に少しだけ笑みをこぼすと、アリスは固まって……俺と同じように笑い出した。


「ふふ……もう、何がなんだか私には分かりません。でも……良かったです。ミツクモがもう一度前を向いてくれて」

「正直な話、自分でもビックリだ。何で勝てたのか……今でも実感が沸かない。何も出来ず負けて死ぬ方が簡単に想像できる」

「ふふ。そこも、私と一緒ですね」


 どうやらアリスもヴィラ・レオニスに対して同様のことを思っていたらしい。……正直アレは規格外というか、本当に壁としての高さが尋常ではなかったので、仕方の無い所はある。

 そんなことを思っていると、頃合いを見計らったのかわむ氏がウィンドウ群から目線を上げて俺を見据えた。


 磨き抜かれたルビーのような瞳が俺を射抜いて、少しだけ緊張が俺の中を巡る。はっきり言って彼女とは全く交友を築けていないが……どんな言葉が出てくるんだ?

 長い一瞬の後、わむ氏は黒い狐耳を軽く動かして口を開いた。


「――まずは、あんたに謝罪をしとく。アタシ、あんたのことを見くびってたから」

「……見くびってた?」

「そう。そこのうるさい馬鹿が連れてきた、どっかの馬の骨の男。光るものはあるけど、辛気臭い顔立ちでパッとしない。総じて華の無いヤツ……なんて、そんなこと思ってたの」


 ……なんとなく察してはいたが、前回の対面ではそんな風に思われていたらしい。それをまるっきり包み隠さず俺に言う辺りが彼女の『らしさ』であり、彼女なりの謝意の証明なのだろう。

 どう反応を返したものか分からず微妙な顔をしていると、わむ氏は尻尾をゆらゆらとさせながら八重歯を剥いて笑う。


「ホント、ゲームでの第一印象なんて当てになんない。華が無いとか嘘っぱち。スーパースターも良いところ」

「はは……そう褒められると、なんだか――」

「体捌き、目線、モーションの全部が超一級。何より凄まじいのが『姿勢』と『体幹』。一体どんな訓練を受けてるの?この映像のどの瞬間で止めても身体に芯が通ってる。ただ立ってるだけなのに佇まいは地面じゃなくて『世界』を踏みしめてる。歩く一步のモーションまで完璧。ほら、ここの一歩目と三歩目。右足を出す動きが完璧に、本当に完璧に一致してる。足の中に歯車があって、それがゼンマイで動いてるの?って疑いたく――」


 ……どうやら、彼女の中の評価を勝ち取るのには成功したらしい。たこらいすが彼女のことを『同類』と称した一端が垣間見えてくる。

 開いているウィンドウに映っているのは全て俺の姿。特にグッドナイトと戦っていた後半戦部分が多い。切り抜いた2、3秒の動きを何度も再生し、熱心に語ってくれるが……どれもこれも俺にとっての当たり前で、意識すらしたことがないレベルのものなので返事が難しい。


 だが、喜ばしいことに彼女は返事を求めてはいないらしく、ひたすらに俺の動きについて褒めちぎってくる。何がそこまで彼女のスイッチを入れたのか、隣に座るアリスもわむ氏の詠唱めいた口振りに唖然としている。


「――本当に、理想の動き、モーションそのもの。あんたに着られてるその服は幸せでしょ。どんな一瞬を切り抜いても完璧に魅せられ――」

「おー、わむちゃんのマシンガントーク終わった? 俺の準備は良い感じ!しばらく店仕舞い確定!!」


 最早相槌すら打たず呆然とわむ氏の言葉を聞いていたが、そこへたこらいすが救いの船を出した。わむ氏は不服そうに眉を潜めたが、流石に予選を経てお祝いムードのたこらいすに水を差すほど無粋ではないらしい。

 何かしら言い足りないような雰囲気を醸し出しつつも、咳払い一つに全てを切って、こう締めた。


「――まあ、色々言いたいことはあるけど……おめでと。次も頑張って。あと、幾つかあんたの動きを見ててインスピレーションが湧いたから、その装備のアイデアを聞いて奇譚の無い意見を頂戴」

「っとと、メチャ距離詰めて本題ぶち込んできたね。暴走機関車わむ、発進って感じ」

「ほんと、癪に障る煩わしさ……あんたが連れてきた男のせいでこうなってるんだから、あんた達が責任取るのは当たり前でしょ」

「わお、暴論」

「俺にも責任が発生するのか……」


 困惑しつつ、やんわりと次の機会にその話を見送る。代わりに俺からわむ氏に確認しなければいけない事項があるので、口を開いた。


「わむさんが見ている俺の映像……こういう感じで、他のプレイヤーの映像も観れたりしますか?」

「わむさんって……さん付け嫌いだから雑にして。ついでに敬語も要らない。この映像はアタシが観戦機能で見た一人称視点を録画したものだから、他のが見たいなら公式生放送かネットに上がっているクリップを観れば?」

「そうか……ありがとう」

「お? お兄さん、他のプレイヤーで気になってるヤツとか居るの?」


 俺の言葉から鋭く推察を回したたこらいすに苦笑を向けて、小さく頷く。気になっている……そうだな。確認したいとか、事前に情報を、なんて事は考えてはいない。ただただ純粋な興味だけが、に向いている。

 とはいえ、彼女たちのブロックもパーティ名も何一つ分からない。観戦モードらしきものは予選を終えた途端にグレーアウトして使えなくなっている。


 公式生放送でも各ブロックのハイライトとコメント、そして本戦に向けて優勝予想などを行っているが、全体を通して何かを観るということは無さそうだ。


 素早くそれらを確認し、じっと生放送のスクリーンに垂れ流されるハイライトを見る。……どこもかしこも、『見たこと無い』のオンパレードだ。火を吹く天使、全身機械のティラノサウルス、亜音速で飛行する鬼、歩いた場所を結晶化させる戦士……誰も彼もがオンリーワンの『星幽装』で、心そのもので戦っている。


「うっひゃ〜……なんじゃこれ。融心?いや、魔法?なんにしてもド派手だね」

「そう?派手というか、目に悪いけど。結晶といったって、ここまで苛烈に撒き散らされたら、石ころと変わらないでしょ」

「相変わらずわむちゃんは厳しいねー。お?魔獣使い同士のぶつかり合い?」

「リビングデッドのミラーマッチ……いいじゃない。この渋さが逆に映える」


 俺と同じく生放送を見て意見を出し合うたこらいすとわむ。……俺はじっと垂れ流される映像を見つめて、目線を動かした。

 現在時刻20時18分。次の本戦は21時丁度に開始だ。時間にして、残り40分近く時間がある。予選の感じからして、時間になったら強制テレポートで会場に放り込まれるだろう。


「……」


 再び生放送に目線を向けて……考える。画面の中では、溶岩の巨人が撒き散らす爆炎とその煙さえ凍らせる氷の白龍の一騎打ちが垂れ流されている。

 次に映像が切り替わった先は、総勢30人以上……10パーティ近くがド派手に混戦を繰り広げる混沌の戦場だった。

 それらを見つめて、見つめて――小さく、息を吐く。


「あぁ……」


 俺の中に小さく芽生えた、『ゲーム楽しむ』という感情。思った通りに身体を動かして、好きなように考えて動く。錆びていた身体に油を差したような全能感。

 乾いた喉で一口水を飲めば、どうしようもなく二口目を望むように……乾いた心が、俺の耳元でどうしようもない『提案』を囁く。


 それは酷く分の悪い賭けだ。強欲に溺れた無駄な行動だ。俺はただここで、じっと次の戦いに備えていればいい。だが、俺の心が嘯くのだ。


 ――けど、それが出来たら死ぬほど面白いだろ?


「おぉ!?マジか!そっから出し抜いて……!」

「……たこらいす」

「ん?どったの、お兄さん。そんなかしこまった風に」

「二つ、頼みがある」


 一つは単純な頼みだ。アイテムボックスとは別の、武器の出し入れが行えるボックスと、そこに入れる幾つかの武器が欲しい。たこらいすは平然と使っているが、俺には武器用のアイテムボックスが無い。その影響で、今の俺には手札が少ないのだ。

 グッドナイトの融心内で数々の分身から武器をひったくって使っていたが、あの戦い方が再び出来るなら踏襲したい。


「ふむふむ……確かに、あのグッドナイトとかいうヤツとの戦いでも、お兄さんは武器切り替えしまくりながら戦ってたよね。アイテムボックスはすぐに追加出来るから問題無いし、武器も幾つか店売りのやつ渡しとくよ。……それで?二つ目は?」


 質問を口にするたこらいすの顔には、心底愉快そうな笑みが浮かんでいる。隣に立つわむ、アリスは打って変わって、珍しいものを見たように目を見開いていた。

 ……あぁ、そうだろう。俺は相当に珍しい顔をしているに違いない。


「お兄さんがそんな楽しそうな顔してると、俺までテンション上がってくるね〜」

「……顔に出てたか。申し訳ないな。それで、二つ目の頼みなんだが――今から本戦まで……席を外してていいか?」

「今から……本戦まで?なるほど?単純にリアルで用事……って顔じゃないのは見れば分かるけど」

「用事あるのは違いない。……ちょっと、『森』に用事があってな」


 とあるヤツに、借りを返しにいきたいんだ。そう語る俺の顔には、どんな表情が浮かんでいるのだろうか。きっと、たこらいす似の悪童じみた笑みに違いない。

 何もかもを手に入れようとする強欲さと面白さへの渇望が入り混じって、無謀な賭けに胸が高鳴る。



 ――現在時刻20時20分。本戦まで残り時間40分。ここらで一つ、身体が冷えてしまわないように……雪辱戦リベンジマッチと洒落込もうか。

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